約1,000本のろうそくに火を灯して先祖を供養 羅漢寺で「五百羅漢 千灯会」開催 加西市
毎年8月8日、加西市の『羅漢寺』では約1000本のろうそくに火を灯して先祖を供養する「千灯会」が行われます。千灯会時間帯は入場無料、雨天中止。
“500通りの石仏”があるとされる羅漢寺。江戸初期の石仏約500体がほぼ原型を留めており、「誰かに似た像が」と古くから民間の信仰や伝承の対象になっています。8月8日は本尊・薬師如来の縁日であり、毎年この日には石仏の前にろうそくの火が灯され、幽玄の世界を演出されます。
18時30分から本堂では法要が行われ、境内に安置された諸仏を千灯で供養することで「七難即滅却七福即生請願成就」を祈願します。
また今年は数年ぶりに「縁日コーナー」も復活。輪投げや千本引きに加え、地元で人気の「小豆太」のわらび餅と「シフォンケーキ専門店こっこ」のかき氷も販売されるとのこと。
同市では「普段は見ることのできない幻想的な雰囲気の五百羅漢の姿をぜひご覧ください」と参拝を呼び掛けています。
<記者のひとこと>
幻想的でありつつも、厳かな空気のある恒例行事。お盆に合わせ、石仏へ手を合わせ色々なことに思いを馳せたいです。
開催日
2024年8月8日(木)
場所
羅漢寺
(加西市北条町北条1293)
時間
18:30~20:30
料金
千灯会時間帯は入場無料
問い合わせ
羅漢寺
TEL 0790-43-0580