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【2025福袋】イオンの初売りの代名詞「福カート」今年も見参! うちの地域の “酒カート” を見てくれ

ロケットニュース24

イオンの初売り……ファッションブランドから身近な食料品まであらゆるものがセールとなり、異様な興奮に包まれる一大イベントだ。店内に一歩足を踏み入れれば、どんなに普段冷静な人でも他人事ではいられない。

なかでも「イオンらしい」と言えるのが、あらかじめ商品がセットされ、カートごと会計をする「福カート」ではないだろうか。

地域によってさまざまなタイプの福カートが存在。たとえば今年は100店舗限定で「家電福カート」が登場したり、南関東エリアでは生活必需品の「米」を増強。筆者の最寄り店では、相変わらずの酒・酒・酒だった!

※福カートの有無・内容・価格は、エリアや店舗によって異なります。

・イオンの福カート(税込11000円)

筆者が購入したのは、税込11000円のもの。なぜなのかは知らないが、メインは前述のとおり酒だ。よほど飲んべえの客が多いのだろうか……。ともかく内容を一挙に見ていこう!

まずは泣く子も黙る「アサヒ スーパードライ 350ml×24缶入」1ケース! 腰に注意しながら持ち上げる必要のある重量物だ。これだけでも実売価格5000円くらいはするんじゃないだろうか。

ごほうびビールの代名詞「エビスビール 350ml×6缶入」1パックと、「サントリー 生ビール 350ml×6缶入」1パック。しばらくビールを買う必要はない。

「ビールは苦手なんだけど~」という人も問題ない。「サントリー 角ハイボール 350ml×6缶入」「サントリー こだわり酒場のレモンサワー 350ml×6缶入」「キリンビール 氷結無糖 レモン ALC.7% 350ml×6缶入」「サントリー 翠ジンソーダ 350ml×6缶入」それぞれ1パックずつ。つまり合計24缶!

そして、筆者は詳しくないので価値がわからないのだけれど「スペイン ネブラ フリザンテ ブリュット ロゼ 750ml」1本。新年の乾杯にふさわしい華やかさが感じられる。

ここまでがリカー部門。どうだろうか、おトク感はあるだろうか?

これで終わりじゃない。さらにカートの下段には「福箱」と書かれた中身のわからないダンボールが積まれており……

開封すると生活消耗品が詰まっている!

ボックスティッシュ×2パック、ネピアキッチンタオル、ジップロック、食品用ラップ、食器用洗剤、ビオレuやわらかウェットシートが入っていた。地味にティッシュが嬉しい~~~!

どれも、たいがいの家庭で「絶対に使う生活必需品」じゃないだろうか。すべて1軍。このあたりのサジ加減が、市民生活を知り尽くしたイオンである。

・イオンの初売りは「文化」だ

前述のとおり福カートがあるかないか、何をメインとする構成かなどは店舗によって異なる。それでも、テナント各店の福袋販売や豪華な福引き、獅子舞、餅つきなど、イベント盛りだくさんのイオンの初売り。

「あんな混んでるところにわざわざ行く意味がわからん」という人もいるだろうが、早朝から寒さに耐えて並び、見ず知らずの人々と心の中で開店のカウントダウンをする謎の一体感はクセになる。

今日も筆者は「福カートだけ」と思いながら、CIAOちゅ~るが詰まった猫ちゃん福袋を買ってしまうなど、まんまと踊らされた……。これだから初売りはやめられない。

執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.

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