感謝を込めて「オープン・デー」 みどりアートパーク
みどりアートパークの開館記念日である10月5日に「オープン・デー」が開催され、「届けたいのは『感謝』の気持ちです。」のタイトル通り、様々なイベントが無料で開放された。
当日は、同施設を支援・協力する個人団体への感謝状の贈呈式が行われた。式に先立ち挨拶に立った岡部伸康館長は、開館から11年を迎えたことを感謝。さらに「活動の種類の多さ、幅広さが当館の特長。今後も新鮮な思いを実感いただき、皆さんの生活の一部になれるよう努力していきたい」と語った。
続いて「みどりピアノ・アンバサダー」の委嘱式も行われ、小田野直子さん、笠井萌さん、吉田翔太さんの3人の若手ピアニストが、初代アンバサダーに委嘱された。3人は、アートパークに設置されたYAMAHAのグランドピアノ「CFX」の価値や響きを広める役割を担い、同館で実施されるピアノ企画にも協力していく。
その後はインクルーシブダンスワークショップ「のはらハみどり」が、圧巻のステージパフォーマンスを披露。年齢や性別、身体の大小、障害の有無といった違いを個性と捉え、それぞれが自由に生き生きと表現するダンスに、会場からは大きな拍手が送られていた。
他にもピアノ・アンバサダー3人によるロビーコンサート、草間彌生さんのドキュメンタリー映画の上映会、パラスポーツ体験会、シニア向けスマホ教室なども行われ、にぎわいを見せていた。