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地域と共に強い「絆」を築く JA神奈川つくい、65周年のつどい

タウンニュース

あいさつする中里代表理事組合長

今年で創立65周年を迎えた神奈川つくい農業協同組合(JA神奈川つくい)が10月30日、津久井中央公民館で記念のつどいを開き組合員ら約200人が会場に集まった。

6JA合併に言及

まず、中里州克代表理事組合長が登壇。感謝の言葉を述べた後、この5年間を振り返った。

コロナ禍に関して「イベントが全て中止となり、人と人とのつながりが希薄化してしまうと危惧したが、昨年5月から少しずつ社会経済は活気を取り戻してきた」と安堵の表情を見せた。

鳥獣被害対策の一つとして食酢を使った「ヤマビル駆除」の実証実験を県や市と連携して行い、一定の効果が確認できたので広報誌などを通じ情報提供したことを報告。

「6JA合併」については「研究会は今年7月に解散したが、できるだけ早い時期での合併を実現したい」と述べた。そして最後に、「組合員と役職員、地域が共に手を携えて強い『絆』を築いていく」と誓った。

続いて八木芳弘専務理事が、1959(昭和34)年の創立当初からの経過を報告した。

未病改善講演も

その後、神奈川県厚生農業協同組合連合会代表理事理事長で相模原協同病院名誉院長の高野靖悟氏による特別講演「未病を克服しよう〜生き生き、長生きのために〜」が行われた。

緑区の医療や介護の現状や未来の需要予測、健康寿命を延ばすために「未病の改善が重要」と説くと、会場にはうなずく人やメモを取る人の姿も見られた。

その後、未病改善ポイントの1つ、「運動習慣」のため、座ったままで気軽にできる「アイまスキま体操」をJA神奈川県厚生連保健福祉センターの保健師らが披露。来場者は講師の動きに合わせて体を動かしていた。

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