首位打者3回の青木宣親、盗塁王2回の金子侑司、中継ぎ・抑えでタイトル獲得の増田達至ら12名が現役生活にピリオド【プロ野球・2024年引退選手一覧】
ここまで11名が現役引退を決断
プロ野球・2024年シーズンも残りわずか。この時期になると、徐々に寂しい話題も聞こえてくるようになる。
9月17日時点で6球団から11名が現役引退を発表。日米で活躍したヤクルト・青木宣親や、西武のスピードスター・金子侑司にブルペンを支え続けた増田達至、さらには“浪速の轟砲”ことオリックスのT-岡田ら、タイトルホルダーの名前もズラリと並んでいる。
長年チームや球界に貢献してきた功労者の最後の雄姿をしかと見届けたい。
プロ野球・2024年引退選手一覧
(9月17日更新)
▼ 阪神タイガース
秋山拓巳
投手
1991年4月26日(33歳)
西条高-阪神(2009年4位)
通算成績:134試(733回2/3) 49勝44敗 防3.66
▼ 東京ヤクルトスワローズ
青木宣親
外野手
1982年1月5日(42歳)
日向高-早稲田大-ヤクルト(2003年4位)-ブルワーズ-ロイヤルズ-ジャイアンツ-マリナーズ-アストロズ-ブルージェイズ-メッツ-ヤクルト
NPB通算成績:1713試 率.313(6230-1949) 本145 点667
☆首位打者(2005・2007・2010)、最多安打(2005・2006)、最高出塁率(2007・2009)、最多盗塁(2006)
▼ 中日ドラゴンズ
田島慎二
投手
1989年12月21日(34歳)
中部大一高-東海学園大-中日(2011年3位)
通算成績:461試(502回) 25勝41敗116H・75S 防3.62
▼ オリックス・バファローズ
T-岡田
外野手
1988年2月9日(36歳)
履正社高-オリックス(2005年高1位)
通算成績:1362試 率.256(4648-1192) 本204 点715
☆最多本塁打(2010)
安達了一
内野手
1988年1月7日(36歳)
榛名高-上武大-東芝-オリックス(2011年1位)
通算成績:1175試 率.244(3702-905) 本36 点325
比嘉幹貴
投手
1982年12月7日(41歳)
コザ高-国際武道大-日立製作所-オリックス(2009年2位)
通算成績:418試(339回2/3) 26勝11敗93H・3S 防2.65
小田裕也
外野手
1989年11月4日(34歳)
九州学院高-東洋大-日本生命-オリックス(2014年8位)
通算成績:680試 率.239(682-163) 本10 点62
マーウィン・ゴンザレス
内野手
1989年3月14日(35歳)
ラ・セイヨ高-アストロズ-ツインズ-レッドソックス-アストロズ-ヤンキース-オリックス(2023年~)
NPB成績:107試 率.203(360-73) 本13 点40
▼ 埼玉西武ライオンズ
・金子侑司
外野手
1990年4月24日(34歳)
立命館宇治高-立命館大-西武(2012年3位)
通算成績:1020試 率.241(3023-729) 本21 点223
☆最多盗塁(2016・2019)
・岡田雅利
捕手
1989年6月30日(35歳)
大阪桐蔭高-大阪ガス-西武(2013年6位)
通算成績:326試 率.219(544-119) 本6 点40
・増田達至
投手
1988年4月23日(36歳)
柳学園高-福井工業大-NTT西日本-西武(2012年1位)
通算成績:559試(570回) 31勝40敗109H・194S 防3.03
☆最優秀中継ぎ投手(2015)、最多セーブ投手(2020)
▼ 北海道日本ハムファイターズ
・鍵谷陽平
投手
1990年9月23日(33歳)
北海高-中央大-日本ハム(2012年3位)-巨人-日本ハム
通算成績:419試(398回) 25勝15敗84H・7S 防3.46
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記事:SPAIA編集部