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水谷八重子、波乃久里子、渡辺えりでおくる、舞台『三婆』を[南座]で上演

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写真左から/渡辺えり、水谷八重子、波乃久里子

亭主が急逝したことで、本妻・愛人・義妹の女性三人が繰り広げるバトルを描いた傑作喜劇『三婆』が、[南座]にて2025年2月13日(木)~24日(月・休)まで上演される。 昭和を代表する作家・有吉佐和子が1961年に発表した原作をもとに、1973年に小幡欣治の脚本によって舞台化され、上演を重ねてきた『三婆』。時は、戦後の高度成長期。女性たちが直面していた社会的制約や不平等など、それぞれの境遇を受け入れながらも自分らしく生きることを選択し、本妻、愛人、義妹としてそれぞれ葛藤し、成長する姿が現代にも通じるテーマとしても深い共感を得ている。 愛人・駒代役の水谷八重子、本妻・松子役の波乃久里子、故人の妹・タキ役の渡辺えりが、12月に記者会見を行った。 水谷は「[南座]、そして京都には懐かしい思い出がある」と11年振りとなる[南座]での公演に感慨深げ。波乃は前回の公演から月日が流れ「自分も年をとって松子の人間的なものがわかってきました」とコメント。渡辺は「このおふたりはアドリブもすごくて、バランスもコンビネーションも憧れる。私が3人の中で一番若いので、新人の気持ちでできます(笑)。神様から与えられた試練の場所と思って2人から盗めるものは盗んでいきたい」と抱負を語った。 [少年忍者]のリーダー・川﨑皇輝や、[新派]の大野梨栄、鴫原桂、田口守が共演するのも見どころの1つ。一癖も二癖もある3人の女性たちが、笑いあり、涙あり、さらにはケンカありで繰り広げる共同生活だが、いつの間にか互いを支え合いながら手を取り合って生きていく。「大詰めのヨボヨボした芝居は、自分がヨボヨボになった姿を楽しんで演ろうと思っています」(水谷)、「この物語には人間の怖さや弱さ、最後は1人では生きていけない部分が描かれています」(波乃)、「最後、年をとっていくシーンは見ものですよ」(渡辺)と、口を揃えるラストにも期待が高まる。作品自体のユーモアと、この3人のテンポ良い芝居も見応えがあること間違いなし!3人の生き方から現代を生き抜くヒントをもらいに、[南座]に足を運んでみて。

松竹創業百三十周年 二月新派特別公演『三婆』

しょうちくそうぎょうひゃくさんじゅうしゅうねん にがつしんぱとくべつこうえん『さんばば』 南座(京都府京都市東山区四条大橋東詰) 京阪「袛園四条駅」出口6から徒歩すぐ Tel.075-561-1155 2025年2月13日(木)~24日(月・休)全15ステージ ※2月19日(水)は休演
料金/1等席1万2500円、2等席7000円、3等席4000円、特別席1万3500円(発売中) https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202502minamiza/ ※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。
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