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「え?あれアドリブ?」高知東生の裏話に大竹ビックリ!映画「アディクトを待ちながら」語る

文化放送

お笑いタレント、大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) が6月17日に放送され、今月29日土曜日から主演映画『アディクトを待ちながら』が公開される俳優の高知東生さんが出演。映画について伺った。

大竹「アディクトってどういう意味ですか?」

高知「依存症ですね」

大竹「映画のタイトルは『アディクトを待ちながら』。依存症の方々が立ち直って行こうという映画ですよね」

高知「みんなそれぞれが依存症になってしまって、そこから回復し続けながら、みんなで一つの目標に向かって何かを成し遂げようという映画です」

大竹「いろんな依存症があるんですね。薬物依存、これはアルコール、タバコ、薬物ね。関係依存というのは、ドメスティックバイオレンス、毒親、ストーカー、恋愛。プロセス依存っていうのもあるんですね。これはギャンブル、買物、盗癖、セックス、ゲーム、スマホ、過食症」

高知「依存症っていうのは、本当にどの人にでも、いつでも隣に忍び寄ってくる怖い病気ですよね」

大竹「俺は多分タバコ依存症だね。映画には、実際の依存症の方も出演されているんですよね」

高知「依存症の当事者をはじめ、当事者の家族の人たちも多数参加してくれて、社会にメッセージを残そうと作り上げた作品です」

大竹「高知さんはどんな役だったんですか?」

高知「売れっ子ミュージシャンで、ある日突然、薬物の所持使用で捕まってしまいます」

大竹「それで復帰してきてどうなるかということですね。他のみなさんに渡した台本と高知さんの台本は、中身が違ってたそうですが、どういうことですか?」

高知「この人はイベントがあるのに全然、入り時間になっても入ってこないんです。すると仲間たちから、ひょっとしたら再犯しちゃったんじゃないかとか、みんなの前に姿を出せないと思って来ないんじゃないかとか、いろんな憶測が飛び交う。まあストーリーは大まかに言うとこれで終わっちゃってるんですよ。でも実際は僕はサプライズで登場する。僕が登場することはみんなに一切言ってなかった」

大竹「え? 他の役者さんは知らないの?」

高知「知らないんです。僕の台本は開いたらセリフのところ白紙なんですよ。えっ、俺、セリフ無いんですかって。実は、監督とは以前にツイッタードラマなどで何回もやっていて、僕が今どういう生き方をしているのか分かってくれてる人なので、「もう高知さんのところは芝居はいりません」と。「今まで経てきた、生き直すという自分のありのままを言語化して、そのままカメラの前に立ってやってください」って言われたの」

大竹「いやあそこはアドリブ!? あれが?」

高知「そうですね。〇〇のシーンから全部アドリブです」

大竹「結構しゃべってますよね?」

高知「振り返ってみたら、台本のある長台詞がすごい苦手なんですよ。それなのに、意外とアドリブでしゃべった方が台詞って作れるもんですね」

大竹「うわ~!」

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