子どもの「リビングに置きっぱなし癖」がなくなる“片付けのコツ5つ”
いよいよ新年度! 新しい環境でのスタートを親子で楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。入学や進学の切り替わりでは、学用品などの入れ替えもあり、お家の環境を整えることがとても大切です。子どもの自立を促すためにも、整理収納の仕組みづくりに取り組むベストなタイミングです。そこで今回の記事では、子ども用品の整理収納の仕組みづくり5つのポイントをご紹介します。是非参考にされてください。
1.子どもの持ち物の定位置を決める
まずは、子どもの持ち物の定位置を決めることからスタートしましょう。定位置を決めておかないと、子どもはどこにモノをしまってよいかわからずに、リビングなどに置きっぱなしにしてしまいます。定位置を決める際は、使う場所に近い場所に決めると片付けがしやすくなります。
定位置を決める際は、お母さんが決めるのではなく、お子さんと相談しながら決めると、より片付けを習慣化しやすくなるので、新年度に切り替わるこの機会に、是非話し合ってみてください。
2.自分専用のスペースでモチベアップ!
子ども1人1人に、自分専用のスペースを作ってあげると、片付けのモチベーションアップになり責任感も生まれます。自分の場所を自分で管理することで、自分なりに考え工夫するようになります。そこで、「どうしたらうまくいくかな?」と考えて工夫することこそが、子どもの自主性、決める力を育てることに繋がります。自分専用のスペースでたくさんチャレンジできるよう、スペースを作ってあげましょう。
3.子ども目線の高さや使いやすさを考える
成長過程の子どもの目線を考えながら、モノの定位置、収納の仕組みをつくっていきましょう。ランドセルや学用品は重いので、高いところに収納するのは難しいですし、フックに掛ける収納も難しいかもしれません。重いモノの定位置を決める際は、腰の高さかそれより低いところにするなど、子ども目線で考えていきましょう。
収納の仕組みも、モノを定位置に戻すまでに扉を開けて、引き出しを開けて……というように、たくさんのアクションがあると、面倒に感じて片付けが習慣化しにくくなります。できるだけ片付けのハードルを下げて、置くだけ、掛けるだけ、放り込むだけというように、戻しやすい仕組みを作ってあげましょう。
4.文房具や教科書の定位置を決めてデスク周りはスッキリと
学習時に使う文房具や教科書類の定位置を決めて、デスク周りはスッキリといつでも学習できるようにしておきましょう。ブックスタンドや引き出しなどがあると、スッキリと片付きます。
5.今後増える工作作品の収納場所を確保
年々増えていく、工作作品や思い出の品の収納する場所も事前に確保しておきましょう。収納場所を決めておくことで、リビングやキッチンに工作作品が置きっぱなしになるのを防げます。思い出としてどれくらい保管しておきたいか、枠を決めておくと増えすぎて収納に困ることもありません。かさばる立体作品などは写真に収めるなど、コンパクトに思い出を残すなどの工夫も必要です。
子ども用品の整理収納の仕組みづくり5つのポイントをご紹介しました。新年度思い切り楽しむためにも、環境を整えることはとても大切です。是非親子で取り組んでみてくださいね。
Kazuko/整理収納アドバイザー 整理収納教育士