ロマンス詐欺で暗号資産120万円分被害 名張の40代男性
三重県警名張署は4月1日、名張市の40代男性がマッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物から投資話を持ち掛けられ、暗号資産約120万円分をだまし取られる被害に遭ったと発表した。同署はSNS型ロマンス詐欺事件として捜査している。
同署によると、男性は1月下旬にマッチングアプリ「ハッピーメール」で女性を名乗る人物と知り合い、好意を持って無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやりとりをするうち、「ビットコインは伸びしろがある」などと投資を勧められた。指示されたアプリをダウンロードするなどした後、2回にわたり暗号資産の情報を指定されたアドレスに送信し、だまし取られた。
更に投資を勧められて男性は不審に思い、相手に詳しく尋ねると、3月14日にアカウントが削除された。相談を受けた同署が31日に被害届を受理した。