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<足元チェック!靴選び>子どもの足のニオイが強烈!ケアする方法や対策を教えて 第4回

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子どもがシューズを脱いだ途端、強烈なニオイが! そんな悲しい経験をお持ちのママも少なくないでしょう。もちろん大人でも足やシューズのニオイは気になるものですが、かわいいわが子のニオイには、どうにか対策はできないかと思ってしまいますね。アシックス商事株式会社 国内事業統括部 事業戦略本部 ブランド戦略部 プロダクト戦略チーム プロダクト戦略担当の横田侑子さんに、解決方法を教えていただきましょう。

子どもの足のニオイがすごい!多くのママたちの悩みの種

――子どもが玄関でシューズを脱ぐと、強烈なニオイが漂うこともあると思います。シューズや足のニオイ対策について教えていただけますか?

横田侑子さん(以下、横田さん):対策の1つとして、中敷があります。抗菌消臭の機能がある中敷が販売されていて、それを使うことで菌が発生しにくくなりニオイ軽減につながります。子ども用のシューズでも抗菌消臭の中敷を使っているタイプがあるので、購入時に確認するとよいでしょう。

――シューズを洗うのも効果的ですか?

横田さん:はい、ニオイだけではなく汚れも取れるので、洗うのも効果的です。一般的に販売されている子ども用のシューズならば、自宅で洗うことも可能です。 でもこまめに洗うのは手間がかかりますし、乾くまでに時間がかかってしまうこともあります。中敷が取れるタイプのシューズであれば、中敷だけ洗い、陰干しをして乾燥させるだけでもニオイは違ってきます。また中敷を買い替えるのもおすすめですよ。

さすがにシューズの対策だけでニオイは消えない…足もしっかり洗おう

――他にニオイ対策はありますか?

横田さん:お風呂に入ったときに足もきちんと洗うことですね。頭や体は洗えても、足の指の間や足の裏を洗い忘れてしまうことが意外と多いかもしれません。特に足の指の間や指の付け根には汚れや垢がたまりがちなので、この部分を入念に洗うだけでもニオイは違ってくるのではないでしょうか。 それともう1つ、足の爪が伸びていると、そこにも汚れが入り込んでしまいます。爪は伸びていると怪我の原因にもなりかねませんから、こまめにチェックして適切な長さに整えておくようにしたいですね。

――靴下など身につけるものでも、ニオイ対策はできますか?

横田さん:靴下をこまめに変えるのもニオイ対策になります。靴下も汗で湿っていることがありますからね。とはいえ学校で靴下を履き替えるのは、なかなか機会がないでしょう。例えばプライベートでお出かけの際などに、靴下の替えを持っていくとよいかもしれません。 ちなみに湿った靴下を履いていると、靴擦れの原因にもなります。汗を吸って湿った布は摩擦を生みやすく、靴下がシューズに張り付きやすくなり、皮膚との摩擦が増えてしまうからです。そのためシューズの中は、できるだけサラッとしていたほうが、ニオイ対策にも靴擦れ対策にもなります。

通気性のいいサンダルは形状に注意

――通気性という意味ではサンダルが一番いいのかなと思うのですが、子どもがサンダルを履くのは怪我をしそうで少々心配です。

横田さん:海辺や川辺、プールなどで遊ぶ際に、つま先やかかとが出ているようなサンダルを履いていたら怪我をする可能性もありますね。そのため足全体をカバーできるようなシューズが理想です。 通気性を考えるのであれば、素材がメッシュのものや、ベルトに隙間があるようなタイプを選ぶと安全性は高まってきます。

――サンダルを使わない方がよいということではなく、使い分けをするとよさそうですね。

横田さん:そうですね。水の中に入ったり、海辺で遊んだりするような場合はサンダルでもよいと思います。サンダルのほうが乾きが速いですからね。でも、もしその後体を動かすような活動をするならば、つま先やかかとを覆うようなシューズに履き替えると怪我をしにくくなるとは思います。シューズはシーン別で、上手に使い分けるといいですね。 アシックスだとSUKU2のなかでも、暑い季節でも快適に過ごせるMESHOESシリーズがおすすめです。ファーストシューズからプレスクールまでのサイズがありますのでぜひ試し履きをしてみてください。

編集後記 子どもの足やシューズのニオイは、足をよく洗ったり、シューズのメンテナンスをしたりすることで軽減することができそうですね。また通気性がよくて蒸れにくく涼しいサンダルは、使う場所を考えることも大切になってきます。子どもの安全を考えつつ、シューズの使い分けをしていくのもよさそうです。

※取材は2025年6月に行いました。記事の内容は取材時時点のものです。

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