北山宏光さん、役作りから大阪グルメまで。夏の日焼け事情も聞いちゃいました
岩田剛典さん主演の日曜ドラマ『DOCTOR PRICE(ドクタープライス)』で、主人公の同期・依岡を演じる北山宏光さんにインタビュー。今回は役作りの話はもちろん、夏の撮影現場でのルーティンや、大阪での思い出グルメまでたっぷり伺いました。
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オリジナルキャラクターだからこそ、楽しめる役作り夏場の撮影には日傘も必須。撮影現場で必ず飲むものとは?大阪のヒレ酒が忘れられない。「ああ、大阪やなあ」って思った瞬間
オリジナルキャラクターだからこそ、楽しめる役作り
北山さんが演じる依岡は、ドラマオリジナルのキャラクターですよね。
岩ちゃん(岩田さん)演じる鳴木の同期で、鳴木が以前勤めていた病院の人事総務課という立場で鳴木と関わっていきます。原作には出てこないですが、そのぶん役作りが自由にできるところは楽しみでした。
依岡はプライベートでは1児の父という設定です。どのような気持ちで父親を演じましたか?
僕の中では「子どもができると大人になる」ってイメージがあって。そういう気持ちが演技にも出るといいなと思ってます。息子役の子とは、野球場のシーンで初めて会ったんですけど、広い球場だったので遠くから「よろしくお願いします!」って言ってくれて(笑)。あれはかわいかったなあ。
ちなみに、依岡と北山さん自身に似ている部分はありますか?
うーん、全然ないかも(笑)。でも、依岡と鳴木が昔から野球をやっている仲間ってところはちょっと共感できますね。僕も一度友だちになると長くて、小1からの友だちと今でも遊びますし。もう33年の付き合いです。
夏場の撮影には日傘も必須。撮影現場で必ず飲むものとは?
撮影時期が夏ですが、気をつけていることはありますか?
やっぱり健康じゃないかな? 僕と岩ちゃんのシーンは今のところ外の撮影が多いんです。だから、健康には気をつけないと。あと日焼けも気になるなぁ。
日焼け対策はしていますか?
日焼け止めクリームを塗ったりもしますけど、日傘を差すのが一番いいというか、あれしかやりようがないですもんね。でも、夏場の撮影ってきらいじゃないんです。小さい頃から夏に外で遊ぶのが好きだったし、ロケのときも「あっち~!」とは言ってるけど、終わった後の開放感が気持ちいいんです。
撮影現場でのルーティンはありますか?
ブラックのアイスコーヒーはよく飲んでますよ。朝は絶対にコーヒーを持って現場に入る感じかな。なんか頭がさえるんですよね。ちなみに冬でもアイスコーヒーです(笑)。
大阪のヒレ酒が忘れられない。「ああ、大阪やなあ」って思った瞬間
関西にはよく来られますか?
行きますよ! こないだ、プライベートで「大阪・関西万博」に行きました。「PASONA NATUREVERSE」で「iPS心臓」を見たんですけど、動いてたんですよ! あれはすごかったですね~。そこが一番印象的でした。パビリオンは5カ所くらい行ったかな? あと、入口のところにはためく参加国の旗を見たとき、いろんな国が関わっているんだなと感じましたね。
大阪での思い出の味はありますか?
昔、よく連れていってもらっていたお寿司屋さんがあるんですけど、あのお寿司屋さんはどこだったんだろう……? 先輩たちもよく行っていた店なんですけど、最後のほうにならないとマグロが出てこないから、腹いっぱいになっちゃって、「一発目にマグロが食べたかったなぁ」と(笑)。また行きたいな。
あとフグ! よく行く店があるんです。てっさやてっちりを食べて、ヒレ酒を飲んでいい気分になって帰る(笑)。以前、スタッフさんも含めて3人でその店に行ったことがあるんですけど、大将のおじいちゃんが僕らの空いた席に座っちゃって、4人で一緒に食べちゃう、みたいなこともありました(笑)。「あぁ、なんか大阪だなあ~」と思いましたね(笑)。
北山さんに夏の日焼け対策について尋ねると、「するんだけど、すぐ焼けちゃうんだよなぁ……」と、照れくさそうに正直な気持ちをポロリ。さらに、大阪での思い出を楽しそうに語るその姿からは、チャーミングで飾らない素顔がのぞいた気がしました。
スタイリスト/柴田圭 メイク/原みさと 写真/北村渉 文/中野純子