よこすかフェスタ ジャンル交錯 文化の祭典 2026年2月開催めざし始動
横須賀市内で活動する多ジャンルの芸能団体が手を組んだ文化の祭典「よこすかフェスタ」が2026年2月に実施される。昨年5月のプレイベントでは、演劇、音楽、民俗芸能など29団体が参加して、約4000人の集客を記録した。この成功を受けて規模を拡大し、市文化会館、市自然・人文博物館、青少年会館、上町商店街とも連携して芸術文化による地域活性化の新しい潮流を生み出す。
各団体の代表から成る「よこすかフェスタ実行委員会」が準備を進めている。市文化会館を拠点に上町エリア一帯を舞台にして、50の参加団体を集める計画。横須賀の文化力を結集した過去最大級の祭典としていく。
今年度、開館60周年の記念事業を実施している市文化会館のフィナーレを飾るイベントに位置づけているほか、上町商店街との連携で年間を通した盛り上げを図っていく。同商店街の催事にアーティストらが出演してパフォーマンスを披露するほか、演劇と認知症ケアを組み合わせたワークショップなどを検討している。同商店街では、若手経営者の出店が増えており、アート系のクリエイターとコラボしてエリアガイドマップを作成する案なども浮上しているという。
同実行委では、ステージに立つ出演者や団体、作品展示を行うアーティストを募集している。ジャンルやプロアマは問わない。入場料の設定が可能だが、使用するホールごとに参加費が定められている。
詳細は同実行委員会【携帯電話】070・1384・1510。