【これまた低い!】あいみょんも通った西宮の「マンボウトンネル」はまるでアニメの世界観 西宮市
県内各地には色んな面白いスポットがありますが、記者がその“面白さ”をより実感するのは「地域の人にとっては当たり前の景色になっている」ことを感じたときです。今回取材したスポットも、そんな面白さを感じられる場所となっていました。
今回訪問したのは西宮市にある『マンボウトンネル』。以前取材した加古川市の『新野辺架道橋』と比較されることが多い“低~いスポット”として知られています。
場所はJR甲子園口駅と西宮駅のちょうど間らへんにあるそう。今回はJR甲子園口駅から歩いてトンネルを目指しました。
5分ほど歩くと…あれ?ここなのでしょうか。
こちらからは何があるのか全く見えませんが、人がどんどん入っていきます。もしかしてこれ、めちゃくちゃ低いんちゃう⁈
近くで見てみるとこれは低い!これ、さっきの人どうやって自転車で通ったの?と思うほどの低さです。
こちらも加古川の架道橋同様、線路がなだらかな下り坂になっているためこの低さになっているよう。低さのせいなのか入口部分が少し掘られたような形になっています。
いざ通ろうとしてトンネル内を見ると、見通しが悪い!自転車だとタイヤの音がしたり、ライトをつけられるので分かりやすそうですが、人だとなかなか向かいから来ているのかどうかが分からないと思います。
実際に、確認して入ったはずなのに人がいたのか後戻りしてくる人も。入口もタイミングによっては人や自転車の大渋滞が起きており、「辞めとこか~」と通るのを断念する人もいたほどでした。
人の波が落ち着いてきたので、ここからは記者も実際に通ってみることに!前から人が来ていないかよく確認して、いざ出発!
中は狭いですが、距離が長い!蛍光灯が設置されているので意外と明るいです。抜けた先は別世界、なんてよくあるアニメの展開を期待するようなワクワク感がありました。
出た先はこんな感じ。「歩行者・自転車飛び出し注意」の看板が掲げられていました(確かにこの看板は必要)。
ところで、こういった場所に行くたび地元民ではない記者が感じるのは「なぜわざわざここを使うのか(不便ではないのか?)」ということ。今回の場合は迂回をすすめる注意書きもあったため、よりその感覚が大きかったのです。
というわけで、マンボウトンネルを使わなかった場合の迂回路を探すことに。まずJR甲子園口駅側にある迂回路としては、駅北口すぐの場所にあるこちらの通路があります。
自転車と歩行者の通路が分かれており、広々としていて通りやすそうな印象。甲子園口の駅からは近いのですが、トンネルがある場所からは5分ほど歩く必要があります。
続いてJR西宮駅方向にある迂回路としては、こちらの地下トンネルがあります。こちらもかなり広く、自転車でも歩行者でも使いやすい印象。ですがこちらもマンボウトンネルからはだいぶ歩く必要があり、なかなか大変かもしれません。
【記者の総括:そりゃここ通るわな!なんか、ワクワク感もあるしな♪】
というわけで、地元民でなければちょっとした非日常感もあるこちらのトンネル。お近くに寄った際はぜひ通ってその感覚を楽しんでみてはいかがでしょうか?
場所
マンボウトンネル
(西宮市二見町1)