1位は日韓共演のあの話題作!今秋、日本の韓ドラファンが最も興味を示した作品トップ6
韓国ドラマは、VODやテレビなど様々な媒体を通して日本で楽しまれている。
各シーズン新作が続々とお目見えされるため、どれを観ようか迷うことは多いのではないだろうか。
そこで本記事では作品選びに困っている人のために、「Googleトレンド」に表示された検索ボリュームで人気度をチェック。今秋日本の韓ドラファンが最も興味を示した韓国ドラマベスト6を紹介する。
対象期間は、秋の新ドラがスタートを切り始めた2024年9月1日から、昨日2024年11月18日まで。検索ボリュームが最も多かった作品『愛のあとにくるもの』を基準の【100】とし、検索インタレストを相対的に表した。
(図)Danmee 日本ファンが選んだ7月~9月公開 No.1韓国ドラマは・・ジェジュン主演「悪い記憶の消しゴム」
1位 『愛のあとにくるもの』【100】
『愛のあとにくるもの』(Coupang play/2024)は、坂口健太郎とイ・セヨンの共演が話題を呼んだラブストーリー。10月25日に最終話を迎えたが、いまだその人気は冷めやらず韓ドラファンの心を鷲掴みにしているよう。
韓国の小説家コン・ジヨンと、芥川賞作家辻仁成のコラボ小説を原作にしたドラマで、韓国人女性と日本人男性の恋愛観をそれぞれ描いているのが特徴。別れにとらわれている男女の姿が切なく、タイトルの『愛のあとにくるもの』とは一体なにか、考えさせられる美しく壮大なストーリーとなっている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月19日):Amazon Prime Video
2位 『貞淑なお仕事』【21.7】
『貞淑なお仕事』(JTBC/2024)は、『ペントハウス』シリーズ(SBS/2020、2021)で活躍したキム・ソヨンをはじめ、『相続者たち』(SBS/2013)でキム・タン(イ・ミンホ扮)の母親役を演じたキム・ソンリョン、『愛の不時着』(tvN/2019)で北朝鮮の人民班長役を務めたキム・ソニョンなど、錚々たる女優陣が主演を務めたヒューマンコメディー作品。
輸入アダルトグッズという斬新な題材を用い、性がタブー視されていた1992年を背景に、田舎町の主婦が訪問販売に乗り出す姿を描いている。ノスタルジックな世界観が広がるなか、主婦4人の奮闘やキラキラとした生き様、フェミニズムを正面から取り上げた物語が好評を得た作品だ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月19日):Netflix
3位 『組み立て式家族~僕らの恋の在処~』【21.7】
『組み立て式家族~僕らの恋の在処~』(JTBC/2024)は、日本でもじわじわファンを増やし、先日来日してファンミーティングを開催したばかりのイケメン俳優ファン・イニョプ、『恋慕』(KBS/2021)や『ゴールデンスプーン』(MBC/2022)で存在感を発揮したチョン・チェヨンなど、若手俳優&女優が主演を務める青春ロマンスドラマ。
中国の大人気ドラマをリメイクしたもので、血縁関係のない3人の若者が家族として共に過ごす姿を描いており、血の繋がりを超えた絆がなんとも温かな作品だ。父親役を演じ脇を固めるチェ・ウォニョン&チェ・ムソンの熱演にもご注目。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月19日):U-NEXT
4位 『悪魔なカノジョは裁判官』【13.0】
『悪魔なカノジョは裁判官』(SBS/2024)は、子役から着実にキャリアを磨いてきたパク・シネが初めて悪役に挑戦した作品。ファンタジーからロマンス、法廷ものまで一気に楽しみたい欲張りな人におすすめの1作だ。
人間界にやってきた悪魔が裁判官として罪人を罰する過程で、徐々に人間の複雑な感情を知っていく姿や、ダークヒーローもののような爽快感あるストーリー、悪魔をどこかかわいらしさがあり憎み切れない立体的なキャラクターに描き出したパク・シネの熱演が光る。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月19日):Disney+
5位 『私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~』【8.68】
『私のヘリへ ~惹かれゆく愛の扉~』(ENA/2024)は、安定感ある演技力に定評のあるシン・へソンが、失恋をきっかけに多重人格になったヒロインを、ラブコメをはじめ時代劇やファンタジーものなどジャンルを問わず韓ドラ界で活躍し続けているイ・ジヌクが、元恋人役を演じるヒューマンラブコメディー。
ここに、『赤い袖先』(MBC/2021)で一躍人気を獲得したイケメン若手俳優カン・フンが加わり、結末の気になる三角関係が描かれている。韓ドラの鉄板をいく設定ではあるが、ヒロインが解離性同一症である点が恋の行方を複雑にする。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月19日):U-NEXT
6位 『Mr.プランクトン』【8.68】
『Mr.プランクトン』(Netflix/2024)は、11月8日に全話一挙公開されたばかりの最新作。ウ・ドファン、イ・ユミ、オ・ジョンセなど、韓ドラ人気を支える役者陣を主役に迎え、ロードムービーと恋愛ドラマを掛け合わせたような独特の雰囲気でドラマファンを魅了した作品だ。
全10話で構成され比較的話数は少なめだが没入度満点。余命宣告された主人公が父親や愛とどう向き合っていくのか、適度にコミカル要素を盛り込みながらも涙なしには観られない感動作に仕上がっている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月19日):Netflix
(ライター/西谷瀬里)