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食費が少なくてもわびしくならない「3つの自炊ルール」【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】

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食費が少なくてもわびしくならない「3つの自炊ルール」【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】

「食費の節約=がまん」ではありません。出費をおさえても、工夫すれば家族が笑顔になれる食事を用意できます。ここでは、5人家族・月の食費2万円でやりくりする私が「わびしくならない」献立の決め方をご紹介します。

週に1回リクエストメニューをつくる

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自炊のよさは、節約になるのはもちろん、それ以上に「好きなものをできたてで食べられること」が一番。
そんな自炊のメリットをいかし、できる限り家族のリクエストにこたえられるよう献立を決めています。
さすがに毎日は無理なので、最低でも週に1回。時間に余裕のある週末は、子どもたちの好きなメニューをつくります。
節約していても好きなおかずが並べば、おうちごはんが格上げ! 大好物のおかずをつくりたてで食べられる幸福感は、なにものにも変えられません。

シンプルなおかずで品数を増やす

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食卓がぱっとしない日は、簡単なおかずを容器別に並べるのもよくやる手段(笑)。
ゆでたまご・ブロッコリー・カットトマト・豆腐、どれもシンプルですが、容器を分けて並べると品数がぐんと増えるんですよね。
サラダのように一皿にしてしまうと、「おかずが少ない」罪悪感が生まれますが、皿を分けると食卓が埋まって不思議と豪華に見えます。
洗い物は増えるかもしれませんが、余ったときはそのままラップやふたをして保存できるメリットも。このシンプルなおかずで品数を増やす作戦は、自炊に疲れたときにもおすすめです。

デザートもちゃんと楽しむ

毎日ではありませんが、食後の楽しみをつくることも忘れません。
給食でデザートが出るとテンションが上がることと同じように、家でも“たまに”アイスやプリンを用意します。
わが家は子どもが3人いることもあり、お手頃価格で買える3個パックのスイーツや箱アイスが多いです。
特別リッチなものでなくても、食後のデザートがあるだけで家族が喜ぶ献立になります。子どもたちは、楽しみがあると「嫌いな野菜も食べよう!」と、苦手なものでも箸をすすめる原動力になるようです。

食費が少なくても家族が喜ぶ食事はつくれる

節約していても、デザートは食べますし好きなおかずはつくります。決して無理やがまんはしません。
工夫すれば、品数も増やせますしボリュームも出せます。家計をうまくやりくりしながら、予算と家族の笑顔を守れるおうちごはんを続けていきましょう。

三木ちな/クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニアの節約ママライター

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