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関内・関外地区 吉田橋、回遊性向上へ 美化装飾で魅力アップ

タウンニュース

石碑や植栽と共にライトアップされた吉田橋

関内地区と関外地区を結ぶ吉田橋で、周辺商店街や街づくり団体からなる官民連携組織「関内・関外地区活性化協議会」が、エリアの回遊性向上に向けた取組を強化している。

吉田橋を境に関内は馬車道側、関外は伊勢佐木町側を指す。周辺にオフィスビルや商業施設が立ち並び、各エリアの結節点として重要な場所となっている。一方、どの街の管理にも属さないことから近年は土木事務所が年2回、植栽のせん定を行うのみで、落書きやごみの散乱など、環境の悪化が指摘されていた。

こうした状況を改善し橋の魅力を高めて来街を促すため、同協議会の回遊性向上部会では、清掃活動やイルミネーション装飾(1月29日〜3月19日)を実施。夜間の視認性向上や歩行者の安全確保につなげるほか、「吉田橋関門跡」の石碑をライトアップすることで、橋の歴史的価値を改めて認知してもらう狙いだ。期間中は、エリア内の携帯電話やクレジットカードの利用データを基に来街者数を比較検証し、回遊性向上に向けた取組に活用するという。

同部会リーダーの山下大輔さんは、「吉田橋は関内地区と関外地区の大切な結節点。街に訪れてもらえるよう地元団体や行政、企業と三位一体となって取り組んでいきたい」と話している。

清掃活動には協議会メンバーと市職員ら約15人が参加した(1月23日)

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