水曜日のカンパネラ、mekakushe『九龍ジェネリックロマンス』楽曲に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
5月31日はゲストにオープニング主題歌を歌う水曜日のカンパネラの詩羽さんと、エンディング楽曲、挿入歌を歌うmekakusheさんをお迎えして、TVアニメ『九龍ジェネリックロマンス』楽曲特集をお送りしました。
『九龍ジェネリックロマンス』に鯨井令子役で出演している白石さんが「何度も繰り返し聞いてますね」と話すオープニング主題歌「サマータイムゴースト」。詩羽さんは最初に聞いた時、どう思ったのでしょうか?「めちゃめちゃ難しい曲だなって。言葉数が多くて、サビが普段ないメロディーだったので、凄く難しかったです。体に染みるまではなかなかうまく歌えないので、レコーディングまでに覚えましたね、必死に。ボイトレの先生と一緒に“この曲難しいね”なんて話しながら練習してました」
そんな「サマータイムゴースト」が流れるオープニング映像を見た印象は「曲が完全に出来てから原作を読ませて頂いて“めっちゃいい曲だったんだ!”って。何も知らない状態だと難しい曲だなっていう印象が1番あったんですけど、原作見ると“良すぎるこの曲!”って私もさすがに思いました。オープニング映像を見た時にノスタルジックな雰囲気がより濃く出ていて、自分の曲でいい作品になってくれたらいいなって思いがあって、うれしかったですね」
6月から始まるアジア&ヨーロッパツアー『SUMMER TIME GHOST』で、ソウル、台北、バンコク、ロンドン、ミラノ、パリをまわる詩羽さん!「初めてですヨーロッパ。なんか遠そうだなって思いますね。1度も行ったことないので。私、結構心配性なので、持ってくかものとか、めっちゃ考えちゃうかもしれないですね。初めての場所も多いので、お客さんもどういう雰囲気になるのか。シンプルに言語が違うっていうところもあるんですけど、音楽で通じ合うところが凄く多かったり、盛り上がり方も日本とはまた違う時もあるので面白いですね」
安元さん、白石さんに「サマータイムゴースト」のステッカーをプレゼントしてくれた詩羽さん。水曜日のカンパネラにとって「サマータイムゴースト」はどんな作品になったのでしょうか?「最高の夏を始めるスタートの曲になったのかなと思っております」
mekakusheさんはエンディング楽曲「恋のレトロニム」、そして挿入歌「わたしだけのポラリス」を担当しています。「私、アニメタイアップが初めてだったので、凄く驚いて。原作を丁寧に読み込んで作品にするっていうのも初めてだったので、凄く新鮮でした。やったことがなかったので心配だったんですけど、いい曲になって良かったなと自分で思ってます」
「恋のレトロニム」にはどんな想いを込めたのでしょうか?「作品を読む前から“私は私になりたい”っていうことを強く思っていて。それって難しいことじゃないですか。人と比べてしまったり。でもお話を読んで、レコぽんの気持ちと自分の気持ちを重ね合わせて“私は私になりたい”っていうところは共通点だなと思ったので。歌詞はスラスラ書けた気もするんですけど、最初“私は私”っていうタイトルだったんですよ。それが1番言いたいことだったので。でもちょっと普遍的すぎるなってずっと悩んでいて。最後の最後にどんな名前にしたらいいかなって考えた時に“恋のレトロニム”という名前が降ってきたんです」
「恋のレトロニム」のレコーディングは新たな自分との出会いにつながったそうです。「今までで1番新しい歌い方をしたなと思って。弾き語りで活動していた時期もあって、凄く大人しいトーンのものが多いんです。でも誰かに伝えたいっていう気持ちで歌ったのが“恋のレトロニム”だったので、発声も自然と突き抜けるような歌い方を練習して挑みました」
「わたしだけのポラリス」についても伺いました。「ポラリスは北極星っていう意味があるんですけど、北極星って動かない星なんですよ。だから道しるべ、目印になっていた星で、大切な人・工藤さんのことでもあるし、お友達の楊明ちゃんのことでもあるし、いろいろな解釈が出来たらいいなと思って作りました」
「わたしだけのポラリス」は第7話挿入歌として作った曲です。「絵コンテみたいなものを頂いて“ここで流れます”っていうことは知っていたんですけど、ドキドキしてリアタイしました。凄くキレイなアニメーションになっていて“こんな感じなんだ!”と思って見守っていました。1番明るくて楽しくて希望のあるシーンに流れるということで、ポップな曲にしました」
宇宙や星空、夜空大好きというmekakusheさん。エンディング楽曲「恋のレトロニム」と挿入歌「わたしだけのポラリス」はmekakusheさんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「『九龍ジェネリックロマンス』がなければ書けなかった曲。新しい私になれた気がする、そんな曲になりました」