釣ったハコフグで作る「カットッポ」レシピ 毒がある皮の扱いに要注意
以前テレビ番組で有名芸人さんがハコフグを捕まえて料理をしていて、とても美味しそうだったのでいつかやりたかった。その夢が叶った!釣ったハコフグで作るカットッポのレシピを紹介。
ハコフグを釣り上げる
筏釣りでしょっちゅうハコフグを見かけていて、その度にタモで捕獲しようとしていたが、いつも逃げられてしまっていた。今回、たまたま団子釣りの針にかかってくれた。漁師さん曰く、筏の周りに居着いているとのこと。一般的に流通していない魚だから貴重だ。
毒あるけど食べられる
ハコフグは皮に毒があるが、一般的なフグ毒テトラドトキシンを持たず、骨板を剥がせば食べられる。もちろん自己責任だ。九州の一部エリアでは食材として人気がある。ひっくり返して味噌を詰めて焼く「カットッポ」は、五島列島の名物。今回はこのカットッポを作る。
ハコフグの持ち帰り方と下処理
釣れたハコフグは、ジップロックに入れてクーラーボックスへ投入。皮に毒があるので他の魚と一緒にしないようにする。
自宅での下処理
帰宅後、捌く前にまずは魚を洗う。前述した通りハコフグの皮には毒があるため、念のために手袋を着用し、下処理はひたすらもみ洗いをする。多めの塩を魚体に振って揉む。その後、水で流す。これを2〜3回繰り返すと、臭みが取れる。
カットッポの材料
まずは用意するものだ。
道具はキッチンバサミ、包丁、まな板でOK。
食材と調味料は、
・ハコフグ 1匹
・ネギ 少々
・味噌
・みりん
・酒
・砂糖
※調味料は全部大さじ3
これらを混ぜて鍋で火を通す。
カットッポのレシピ
1.ハコフグをひっくり返す
2.お尻の穴からハサミを入れて四角くチョキチョキ切り取る。
3、中身を取り出して掃除する。
4.胃の中や腸の中身を洗う。匂いはなかった。小腸は1mくらいある。
5.身を腹の中に戻す。
6.火を通した味噌だれをハコフグに塗る。混ぜずに上の方だけに塗る。
7.180度のオーブンで25分焼く
8.ネギを散らして完成!
めちゃくちゃうまいー!また釣りに行きたい!南伊勢サイコー!ひとに愛を、人生に喜びを。
<澤木幾佐/TSURINEWSライター>