ふわトロタマゴやとろりチーズに満たされる『PUBLIC BAKE』のホットサンド 淡路市
淡路島西海岸にあるもちふわドーナツが人気のコーヒースタンド『COFFEE BARN』。その隣に8月にオープンしたホットサンドのお店『PUBLIC BAKE(パブリック ベイク)』(淡路市)に行ってきました。
ひと続きで増設された新店舗。2店舗間の店内を通り抜けることはできませんが、行き来は可能。お会計を済ませたら、どちらの店舗でもお好きな席で楽しむことができます。
『COFFEE BARN』のトレードマークともいえるグレーのモルタルに黒い格子窓がスタイリッシュな外観。
店内にはソファ席もありグループでもゆったり過ごせそうです。重厚感のある黒いタイルがおしゃれ。
ホットサンドのほかにも、同店名物「トリュフポテト」やオープンサンドなど、お腹の空き具合に合わせてチョイスできる軽食メニューも充実しています。「NAMINOOTO BREWING」のクラフトビールなど、アルコールドリンクも選べるのもBARNにはなかった特徴。
ホットサンドはガッツリ食べたい時にも大満足の見事なボリュームです。ラインナップは「淡路牛ステーキ」「ハムチーズ」「タマゴ」の3種。
ミディアムレアに焼かれた赤身肉がまぶしい「淡路牛ステーキ」。淡路産玉ねぎの甘みやフライドオニオンの芳ばしさと食感がいい仕事をしています。
これでもかと言わんばかりに盛り付けられた柔らかくジューシーなお肉にハード系のパンの風味も相まって、ステーキランチを食べているかのようなリッチな味わい。オリジナルスパイスでぐぐっとお肉の旨みが引き出され、味もボリュームも最高です。
「タマゴサンド」はトロットロのオムレツにコクのあるチェダーチーズが絡む贅沢な一品。淡路島北坂卵を使用した半熟感のあるオムレツは絶品です。隠し味のマヨネーズもいい味。
「ハムチーズ」には自家製マッシュポテトが入っていて、手に持つとずっしりとした重みを感じます。厚みのあるハムが何枚も重なって、サクサクのガーリックやオニオンととろ~りとろけるチーズが絡み、味も食感もエンタメ感のある美味しさ。少しジャンクな味が欲しい時は、せっかくならこのクオリティでたっぷりと欲求を満たすのがおすすめです。
同店シェフの馬渡さんは、ハンバーガーショップで経験を積んだ実力派。オープンキッチンの鉄板で目の前でベイクされる焼きたてのホットサンドは、香りも味も食感も秀逸です。
筆者が訪店した時期は、お店の前に「BARNのひまわり畑」が広がっていました。大空の中に揺れるひまわりを眺めながらベンチで過ごすさわやかなひととき。これは癒される。
海岸まですぐそこの距離感で、素敵な写真が撮れるフォトスポットもあり、ランチタイムもティータイムも楽しめる、行きたい理由が尽きない同店。ボリューム満点の絶品ホットサンドも、淡路島西海岸の名物メニューになりそうです。
場所
PUBLIC BAKE(パブリック ベイク)
(淡路市郡家1337)
営業時間
平日 11:00~17:00(L.O.16:30)
土日祝 11:00~17:30(L.O.17:00)
定休日
火曜日、水曜日
駐車場
有り