犬の飼い主が末期がんに…誰も望んでいない『悲しすぎるお別れ』と『現在の姿』に涙が止まらない「見てるのが辛い」「残りの犬生は幸せに」
どれだけ犬を愛していても、いつどんな形でお別れが訪れるのかは誰にも分からないもの。中には悲しすぎる結末を迎えてしまうケースも少なくありません。
YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」に投稿されたのは、最悪の形で飼い主さんとの暮らしに終止符を打ったワンコの物語です。その切ない姿と意外な顛末は記事執筆時点で2万回を超えて再生されており、「ワンコと飼い主さんの辛さを思うと切ない」「思いをつないでくださり、感謝申し上げます」「とてもマネ出来ない尊い活動に涙が出ます」などのコメントが寄せられることとなりました。
悲しすぎるお別れ
殺処分ゼロを目指して、殺処分寸前の犬をセンターから保護するという活動を行っている『非営利団体【アニマルレスキューMiki Japan】』さん。今回保護されたのは、飼い主さんと別れざるを得なくなってしまったワンコでした。
実は飼い主さんは末期がんのため、ワンコを手放すしかなくなってしまったとのこと。『あこ』ちゃんというその犬は、飼い主さんが来るのを待つかのように外を眺めていたそうです。また、お散歩をあまりしたことがなかったようで、外に出ることを怖がるという問題もありました。
お散歩の練習
ボランティアのスタッフは、あこちゃんが新しい犬生を歩むためには散歩に慣れることが大切だと判断。施設に保護したあとはキレイにシャンプーし、さっそく練習を始めたといいます。
始めは5m進むのに30分かかっていたあこちゃんでしたが、スタッフの献身的なサポートにより徐々に苦手を克服したよう。最終的には、笑顔で散歩できるまでに成長しました。
新たな犬生へ…
そして運命の譲渡会。うれしいことに、あこちゃんに会うために訪れてくれた家族がいました。穏やかで優しいご家族との出会いに、スタッフもほっと一息ついたことでしょう。しかもご家族には、「こう」くんという先住犬もいたのです。
トライアルを経て、このご家族があこちゃんの正式な飼い主となることが決定!こうしてあこちゃんの第2の犬生が始まりました。新たなご家族から送られてきた映像には、楽しそうにおもちゃをハムハムするあこちゃんの姿がおさめられていたそうです。
この投稿には、「新しい家族が迎えに来てくれて良かった」「残りの犬生をゆっくりと歩もうね!」「あこちゃんとご家族が末長く幸せでありますように」など、多くのコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」では、他にも数々のレスキューの様子を紹介しています。是非チェックしてみてください。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。