アメリカ旅行に便利!タクシー配車アプリ「Lyft(リフト)」の登録・利用方法
海外旅行での移動手段として、近年急速に普及しているライドシェア配車アプリ。なかでも、Lyft(リフト)は、アメリカとカナダで使用されている人気の配車アプリです。行き先の指定から支払いまでをアプリ上で完結できるため、ドライバーとのコミュニケーションに不安がある人でも安心して利用できます。この記事では、北米旅行に欠かせないLyftの登録方法や使い方を写真付きで詳しくご紹介します!
タクシー配車アプリ「Lyft」(リフト)とは?
Lyftはアメリカ・サンフランシスコで生まれた配車アプリで、現在はアメリカとカナダの300以上の都市と空港で利用されています。使い方は簡単で、アプリに目的地を入力して検索すると、周辺にいるドライバーと自動でマッチングし、指定した乗車場所でピックアップしてもらえます。支払いもアプリ内で行うことができるため、配車から決済までアプリ上で完結します。
Lyftが使える都市と空港リスト
Lyftは、アメリカとカナダの300以上の都市と空港で使用ができ、以下は利用可能な空港の一例です。詳しくは、Lyftがサービスを提供している都市リストと空港リストをチェックしてみてください。
アメリカ
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)、ロサンゼルス国際空港(LAX)、ダニエル・K・イノウエ空港(SFO)、サンフランシスコ国際空港(LAS)など
カナダ
バンクーバー国際空港(YVR)、トロント・ピアソン国際空港(YYZ)、カルガリー国際空港(YYC)など
Lyftを利用する4つのメリット
北米旅行中の移動手段として重宝されるLyftですが、Lyftを利用するメリットはおもに4つあります。
①ドライバーとの会話が不要
Lyftでは、配車や支払いがすべてアプリ上で完結するため、ドライバーとの直接のやりとりを最小限に抑えることができます。したがって、英会話に不安がある人でも安心して利用できます。
②目安料金が事前に分かる
Lyftを利用すると、予約を確定する前に目安の料金が計算されます。目的地に到着して降車した時点で最終的な料金が計算され、設定した支払方法で決済が行われます。「ぼったくり」や「メーターが起動されていない」など、海外旅行でよくあるタクシー関連のトラブルを防ぐことができるので、安心して利用できます。
③ドライバーの質が高い
Lyftに登録されているすべてのドライバーは、Lyft社の審査を毎年受けているため、一定のサービスの質が担保されています。また、ドライバーとユーザー間の相互評価システムが導入されているため、ドライバーの評価を参考にしながら利用することができます。
④希望の車種が選べる
Lyftでは用途に合わせて希望の車種を選ぶことができます。一般的なグレードの車種(1~4人乗り)でお手頃価格で利用できる「Standard(スタンダード)」や比較的新しい車種(1~4人乗り)で足元のスペースが広い「Extra Comfort(エクストラコンフォート)」、最大6人まで利用できる大型車の「XL(エックスエル)」など、用途に合ったタイプの車を選択できます。
Lyftの登録方法
ここからは、Lyftのアカウント登録方法を解説します。登録はSMS(ショートメッセージ)を受信できる環境で行う必要があるので、旅行前に日本で済ませておくと安心です。Lyftのアプリは英語のみの対応なので、以下の画像を参考にしながら登録を行ってみてください。
1.アプリをダウンロード
まずは、LyftのアプリをApple StoreやGoogle Playから無料でダウンロードします。携帯電話番号もしくはApple IDのいずれかで登録ができます。なお、日本の携帯電話番号で登録する場合は、日本の国番号「+81」を選択し、電話番号は頭の0を省いて入力しましょう。
情報を入力すると、SMS宛てに6桁の認証番号が送られてきます。アプリ画面に戻ってコードを入力します。
続いて、氏名とメールアドレスを入力し、Lyftの利用規約に同意をします。
Apple StoreはApple Inc.の商標です Google PlayはGoogle LLC の商標です
2.支払い方法を登録
支払い方法を登録します。クレジットカードまたはデビットカード、Apple Pay、PayPal、現金から選択ができるので、希望の支払い情報を追加しましょう。
入力した情報を確認し、「アカウント作成」のボタンを押して登録を完了します。
Apple PayはApple Inc.の商標です
Lyftの使い方
それでは実際にLyftを使ってみましょう。Lyftの利用にはインターネット接続が必要なので、現地のeSIMカードを設定するなど通信環境を整えてください。また、アプリ使用中はGPSをオンにしておきましょう。
1.目的地を設定する
今回は、アメリカのロサンゼルスで利用すると仮定し、ダウンタウンの「ユニオン駅(Union Station)」からサンタモニカの「サンタモニカ・プレイス(Santa Monica Place)」までの乗車を例に説明します。
まずは、アプリのホーム画面下にある「Rides(乗車)」をタップし、「Start(乗車場所)」に「Union Station」、「Destination(目的地)」に「Santa Monica Place」と入力します。
2.希望の車種を選ぶ
乗車場所と目的地を入力すると、「車種」「料金」「到着時間の目安」「支払い方法」「ルート」が表示されます。Lyftでは、金額や車のサイズ、到着時間などにより、さまざまな車種が用意されています。以下は一例です。
・Standard(スタンダード):一般的なグレードの車種(1~4人乗り)で、お手頃価格で利用できるスタンダードな車 ・Extra Comfort(エクストラコンフォート):比較的新しい車種(1~4人乗り)で、足元のスペースが広い車 ・XL(エックスエル):最大6人まで利用できる大型車
車種によって乗車可能人数なども変わるので、好みにあった車種を選択しましょう。また、この画面で希望の支払い方法も選ぶことができます。乗車を確定すると近くにいるドライバーと自動でマッチし、ドライバーの情報(名前や顔写真、車のナンバー、車種、評価など)が表示されます。
3.車のナンバーを確認し乗車
ピックアップを待つ間は、GPSでドライバーの車の現在地を確認することができます。Lyftは一般車を利用しているため、ドライバーの車種や車のナンバーを参照しながら、自分が手配した車かどうかを判断しましょう。
車が到着したら、ドライバーに挨拶をして車に乗り込みます。目的地はアプリ上ですでにドライバーが把握しているため、再度伝える必要はありません。目的地に到着したらお礼を伝え、下車します。支払いは、設定した方法で決済が行われ、キャッシュレスを選んでいる場合はアプリ上で支払いが行われます。
まとめ
Lyftは、アメリカとカナダの300以上の都市で利用されている配車アプリ。アメリカではに次ぐ主要な配車アプリなので、北米旅行の前にダウンロードし、準備しておくことがおすすめです。Lyftは手軽に使えて便利なので、ぜひこの記事を参考にLyftを活用しながら海外旅行を楽しんでみてください。
よくある質問
TEXT by 地球の歩き方編集室