西洋占星術の基本!12星座を学ぼう!(蠍座・射手座)【一番わかりやすい はじめての西洋占星術】
蠍座
一度心を決めたらどこまでも信じ抜く
不屈の精神で難局を越える愛と直感の人
二分類
女性星座
三分類
不動宮
四分類
水のエレメント
・守護星
冥王星
・象徴する体の部位
生殖器、子宮、泌尿器系
・象徴するフレーズ
I desire 「私は欲する」
キーワード
寡黙で慎重/強い意志/粘り強さ/洞察力/真面目で嘘や表面的なものを嫌う/愛情深くとことん愛する/人情深く執着心も強め/霊的な直感力
エネルギー
本能に忠実で意志が強く、一つのことを深く突き詰める性質の蠍座。多少の困難には動じないタフさと1忍耐力で周囲から信頼を得ます。受け身で簡単に人に心を許しませんが、一度気に入ったものは2とことん愛し抜く情熱的な面も。その分、柔軟な対応や客観的な思考、気持ちの切り替えは苦手。融通が利かず、何事もすべてOKかすべてダメと3極端に判断する激しさもあります。常識に惑わされない直感があり、4物事の本質をいち早く見抜くことも多いです。
重要な言葉をさらに詳しく解説すると……
①忍耐力
持久戦&逆境に強い「防御型」キャラクター。今の状況を受け入れ、とことんやり抜くことで求めるものを得ます(蠍座が持ちこたえている間に他が脱落する)。よくも悪くも「鈍感」で、そこがたくましさの源です。
②とことん愛し抜く
蠍座は愛情の容量がそもそも多いです。一方、慎重で気軽に人に心を許せないため、生涯に愛するものや人の数も少なくなります。結果、一度の恋に対する思い入れが強い=執着心が強い傾向に。
③極端に判断
「受け入れるか/受け入れないか」の二択でものを考えがちなため、「いろいろな視点から見る」ことをしません。受け入れると決めると、何かあっても自分から見限りません。それを誠実さと考えがちな面もあります。
④物事の本質をいち早く見抜く
融通の利かなさは、内面の純粋さ、先入観のなさからくるもの。人や状況に対しても基本的に忖度しません。
射手座
深い探求心と熱狂的な情熱
その両方を併せ持つ、行動する哲学者
二分類
男性星座
三分類
柔軟宮
四分類
火のエレメント
・守護星
木星
・象徴する体の部位
腰、太もも、肝臓
・象徴するフレーズ
I explore 「私は探究する」
キーワード
知的好奇心旺盛/向学心/視野の広さ/気ままで束縛を嫌う/冒険心/一人を好む/自由な発想と行動力/熱狂的で野性的/旅や哲学・宗教への関心/飽きっぽさ
エネルギー
明るく楽観的で、時に大胆な性質。何かを知り探究することに情熱を感じ、とことんまで突き詰めようとします。興味を持てば即飛び出していくという行動力が持ち味で、自分を刺激してくれるものを求め、旅するように生きるのも特徴的。その分、1執着心は薄めで、興味が薄まると関心はまた次のものへ。2テンションの上下もわかりやすいタイプ。惹かれやすいのは哲学や宗教など本質的なもの。束縛を嫌い、3一人を好む傾向です。偏見や差別を嫌います。
重要な言葉をさらに詳しく解説すると……
①執着心は薄め
求めるのは「自分を刺激してくれる存在」で、その存在が新鮮であるほど、刺激は多くなります。大事なものがあっても、「いつもそばに置いておきたい」「それさえあればいい」という感覚ではないのです。
②テンションの上下
何かに集中している時の射手座は「熱狂的」レベル。夢中になると一気にのめり込みます。知的ですがノリで動くやや無責任な一面もあり、周囲を振り回しがちです。いわゆる「熱しやすく冷めやすい人」のイメージに近いです。
③一人を好む
何でも一人でできるし、一人でいることや未知なことへの恐れも弱めです。いつ動こうが、何に関心を持とうが自由。人とかかわることは、時に面倒で不自由な部分も多く、一人のほうがメリットが大きいと思っています。
【出典】『一番わかりやすい はじめての西洋占星術 』著:アストロカウンセラーまーさ