【鎌ケ谷市】おもちゃ遊びを通して、子育て支援・高齢者支援・福祉支援を行う「toykama3temmy(トイカマサンテミー)」
おもちゃコンサルタントの資格を持つメンバーが、児童センターのおもちゃの広場やオレンジカフェ(認知症カフェ)などで、おもちゃを使ったさまざまなイベントを開催しています。
おもちゃコンサルタントは「心の栄養士」
toykama3temmy は、おもちゃ遊びを通して、子育て支援、高齢者支援、福祉支援を行っている鎌ケ谷市の市民団体です。
イベントで使用するおもちゃの種類は、積み木やボードゲーム、手作りもの、大型のものなど多岐にわたります。
同団体代表の村田充子さんは「おもちゃと聞くと、子ども向けのイメージがありますが、0歳から100歳を超えている人まで一緒に楽しめるもの。おもちゃは、子どもの遊びだけではなく、大人のリフレッシュや高齢者のリハビリなどにも使われています」と解説しました。
おもちゃコンサルタントは、「おもちゃをどのように使うと効果的ですか?」とよく質問されるそう
です。
ニーズに合わせたおもちゃの使い方も説明していますが、「まずは自由に遊んでほしい」とのこと。
例えば、こまを回せば指先感覚が養われますが、訓練として行うよりも、夢中になって遊ぶことで、思わず体がいつも以上に動くこともあるそうです。
「もっと気楽におもちゃに親しんで、その豊かな世界を味わってほしい」と皆さんは話していました。
遊びで広がる笑顔の輪
千葉県木育コーディネーターとしての活動も行っている同団体は、7月に鎌ケ谷市民の森で「鎌ケ谷木育広場」を開催。
約50人の親子が竹水鉄砲やこまなど、さまざまな木材のおもちゃで遊びました。
木の枝をひもで結んで作るけん玉は、鎌ケ谷の梨の木を使用。
「梨の木は、少し梨の香りがするよ」と話す川村梨園の川村勇貴さんの言葉に、木の匂いをそっと嗅ぐ子どもの姿も。
流しそうめんを流す竹の台は、竹を半分に割る作業を子どもたちも手伝いました。
参加した市内の小学生は「竹は硬くて、たたくのに結構力がいるね!」と大きな笑顔を見せてくれました。
「おもちゃがあるとその場所に笑顔が生まれます。みんなが笑顔になるのがおもちゃの魅力です」と村田さんも笑顔でした。
※イベントの開催詳細はInstagramにて
※問い合わせ
メール/toyconkamagaya@gmail.com
Instagram/@toykama3temmy