戸塚区看護専門学校 星槎大学と連携協定 学士号取得を支援
戸塚区の横浜未来看護専門学校(学校法人栄戸学園運営)が、星槎大学と教育連携協定を結び9月24日、区内で調印式を行った。
協定の締結によって、同専門学校に通う学生が並行して同大学の通信制課程にも通うことが可能に。学費を抑えながら、学生は看護の専門資格と学士号の両方を取得できるようになった。
学士号取得によって、就職先の選択肢拡大や、さらなる医療資格取得につなげるなど、学生の将来の可能性を広げることが協定の目的。
同専門学校の横川秀男理事長は「看護の職業を志すものの、将来を考えて気後れする人も多い。今回の協定で、自分をさらに高めたいという人の力になれれば」と話した。
学修サポートも充実
看護資格取得に必要な実習や国家試験への準備などに加えて、大学卒業資格のためのカリキュラムを併修する学生に対して、両教育機関は負担軽減や学修計画の指導など、個人にあわせたサポートの充実化も今回の協定の特徴としている。
星槎大学の西村哲雄学長は「患者の状態を的確に判断する力と、人を認めてやさしく接することのできる心、両方を併せ持つ人材輩出が今回の協定で可能になった」と語った。