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猫が実は大切に守っている『マイルール』4選 猫なりに理由があってやっている?

ねこちゃんホンポ

1.寝る場所は固定されている

猫は習慣を大切にする生き物であり、とくに寝る場所に関しては強いこだわりを持っています。我が家の愛猫も、寝る場所にはうるさいです。

一度気に入った場所を見つけると、その場所を寝床として固定し、他の場所ではなかなか寝ようとしません。

その理由は猫によってさまざまですが、人の出入りが少なくて安心する・自分のにおいがついている・温湿度が快適・なんとなく好き…といった理由があるのでしょう。

そのためフカフカの猫用ベッドを用意しても、最初からそこを寝床に決める猫は少数派なのです。

2.食事はお気に入りのものしか食べない

猫は食にも強いこだわりを持っており、多くの猫は「お気に入りのものしか食べない」マイルールを持っています。

たとえば複数のフードを混ぜた場合も、そのなかからお気に入りのものだけをピックアップして食べたり、食べる場所や食べ方についてもこだわりを持つ猫もいるようです。

ただ猫は嗅覚が非常に発達しており、一度「これが好き」と決めた食事以外を受け付けなくなることは珍しくありません。

猫は慎重な性格なため、見知らぬ食材や新しい匂いに対して警戒心を抱きやすいのです。自然界で危険な食べ物を避けるための「生存戦略」のひとつともいえます。

とはいえ単純に好き嫌いをしている可能性も否定できませんが…。

3.水通し前のニューアイテムは使わない

水通しをする前のアイテムを使わないというルールの猫もいます。

人間は新しいものをすぐ使いたいと思う人が多いですが、猫はどうやら真逆のよう。

というのも猫は新しい物や匂いに対して非常に慎重であり、自分にとって安全であるかどうかを慎重に見極める動物だからです。

新品のアイテムには、製造工程や保管中についた独特の化学的な匂いや、異質な香りが残っているケースがあって、これが猫にとっては「危険」と感じる要素となります。

しかし水通しをすることで、こういった余分な匂いや不純物が取り除かれ、かつ嗅ぎなれたにおいがつくと、「これは安全で安心して使えるものだ」と認識できるのです。

新しいアイテムを使わない猫は多いですが、猫の習性を考えると理にかなった行動ともいえますね。

4.寝る前には必ず「ふみふみ」をする

寝る前に必ず「ふみふみ」をする行動を、マイルールとしている猫も多いです。

成猫のふみふみは、子猫が母猫のおっぱいを押して母乳をうながす習性が、大人になっても残っているものといわれます。

つまり「ふみふみ」は、母猫を思い出し、安心感や満足感を得るための行動のひとつなのです。

そのため猫も入眠前の「リラックスした状態」を作るのにふみふみをしてみたり、反対にふみふみをして満足感を得ると眠くなってしまったりします。

猫が寝る前に「ふみふみ」をするマイルールは、猫たちの心を支える重要なルールなのかもしれません。

まとめ

猫は人間とは異なる独自の生活スタイルを持っており、その中には、猫が大切に守っているマイルールもいくつかあります。

ルールの内容は猫によってさまざまで、今回紹介したルールもほんの一部にすぎません。

あなたの愛猫にはマイルールがありますか?もし猫が大切に守っているマイルールがあれば、それを尊重して猫の個性を楽しみましょう。

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