福岡市は『世界で最も緑地の多い都市ランキング』で18位にランクイン
『世界で最も緑地の多い都市ランキング』に日本の都市として、東京、福岡、大阪の3都市がランクインしています。今回は、ユニークな国際ランキングをご紹介します。
日本国内から東京、福岡、大阪の3都市がランクイン
Freepik『世界で最も緑地の多い都市』をもとに作成
AI画像生成企業のFreepikは2025年1月、『世界で最も緑地の多い都市ランキング』を発表した。
同ランキングによると、世界で最も緑地の多い都市は、東京だった。
159カ所の緑地がある東京に続いての第2位は、78カ所のロンドンとなっている。
そして、パリが63カ所で続き、シンガポール(55カ所)、ニューヨーク(46カ所)の順番で同ランキングのトップ5を占めた。
27カ所の福岡は、同ランキングで第18位となっている。
一方、同ランキングでのランク入りを果たしたアジアの都市を見てみると、トップは東京(日本:世界ランキング第1位)であり、シンガポール(同第4位)が続き、ソウル(韓国:同第17位)に次いでの第4位が福岡だった。
Freepik『世界で最も緑地の多い都市』をもとに作成
評価基準の緑地はトリップアドバイザー、Google評価等で選出
Freepikでは、世界100都市(2025年発表分は99都市)を対象に『緑地が最も多い都市のランキング』を作成している。
対象都市のランキング化においては、世界最大級の旅行プラットフォームである『トリップアドバイザー』に掲載されている自然・公園部門の項目のうち、「公園」「庭園」「国立公園」のタグが付けられている緑地を選んでいる。
なお、信頼性を高めていくため、レビュー数10件未満の緑地は除外されている。
トリップアドバイザーで選び出した緑地について、全世界におけるGoogleでの検索数やレビュー数、平均評価を調べている。
そして、評価基準となる緑地は、世界中から2,300カ所の緑地を選び出した。
『緑地が最も多い都市のランキング』2025年版で対象となった世界99都市の合計緑地数は、全2,300緑地のうち1,941緑地だった。
なお、Freepikでは、2024年11月15日時点のデータをもとにAI画像ジェネレーターを用いて、緑地が最も多い世界の都市における50年後の樹木喪失率についても調べている。
画像提供:福岡市
参照サイト
Freepik『世界の緑地とその未来』
https://www.freepik.com/cities-with-most-green-spaces