少年野球 メルビック杯 白球追いかけ 初夏の熱戦 湘南ボーイズが優勝
メルビック杯争奪第55回日本少年野球選手権大会神奈川県支部予選が6月30日、横浜スタジアムで準決勝・決勝を行い幕を閉じた。
同大会は、中学生年代の市内28チームが参加し、上位2チームが全国大会の出場権を獲得できる。また、小学生の部では2チームが出場した。今年は、地元企業のメルビック電工株式会社=新子安=が、「子どもたちや保護者を応援したい」と冠スポンサーを務めて大会運営費などを全面支援。大会中は各チームが懸命に白球を追いかけ、全力プレーで大会を盛り上げた。
全国への切符をかけた準決勝では、横浜泉中央ボーイズと湘南ボーイズが、それぞれ横浜アサヒ中央ボーイズと横浜青葉ボーイズに勝利した。これまでは2枠の代表決定で大会は終了となっていたが、今回は”メルビック杯”をかけた決勝戦も開催。湘南ボーイズが5―2で制した。閉会式では、金・銀メダルを授与。通常は登録メンバーのみに贈られるが、今回は同社の計らいで監督・コーチ含む全メンバーに贈呈された。同社の田中秀一管理本部長は「このメルビック杯から、未来のプロ野球選手が生まれるのが楽しみ」と笑顔で振り返った。