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地べたの問題掬い政策に 藤本 恵祐さん(63)(ちがさき立憲クラブ2期)

タウンニュース

熊本出身、中央大卒。NTTデータ関連会社執行役員を経て市議に。故アントニオ猪木氏の遠い親戚。

――市議会議員を目指したきっかけは。

「33歳で根を下ろした茅ヶ崎に恩返しを、との思いで。初の選挙だった2018年の補選では落選したが、半年後の統一選では新人トップで当選させていただいた。人生の第4コーナーを回って、倒れるまでとの思いでやっている」

――2年前に行われた統一地方選で、2期目の当選。これまで力を入れてきた取り組みは。

「1期目の4年間に約350件の市民相談を受け、8割は回答できた。共通することが多く、対策が重なるものは一般質問で回答を求め、政策となる。地べたの問題を抽出し、形にしてきた」

――茅ヶ崎の課題、今後力を入れたい政策は。

「人口減に転じても市南部では学校設備が足りず、クラスター火災の恐れもある。北部では市街地調整区域のため後継者不足の農地は資材倉庫にせざるをえず、増加傾向にあるが景観のほか火災など安心安全面にも支障がある。埼玉県川口市のように開発を許可制にするなどの条例を制定し守っていく必要がある」

――リラックス法は。

「18歳で始めた上地流唐手(からて)の館長として千人以上を指導してきた。二足の草鞋を履くことで、挫折しかかってももう一足が残っていると踏ん張れた。唐手は人生そのもの。鍛えるも甘やかすも自分次第」

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