「食費が少ない人」が節約のために行かない“3つの場所”【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】
食費を抑えるには、お金を使いそうな場所を避けることも大切です。あれこれ節約を試してみるよりも、ムダな出費はぐんと減ります。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが「行かない場所」についてご紹介します。
行かない1.コストコ
コストコは大好きなのですが、節約にために“あえて”行かないようにしています。
その理由は、あまり節約にならないから。コストコの商品はどれもビッグサイズで大容量。ひとつ買うと千円単位でお金がなくなります。一般的なスーパーよりも、“ゼロがひとつ多い”出費になってしまうんです。
もちろん、コスパ・品質・味文句なしの商品が多く、コストコオリジナルの品も充実しています。でも、家計を考えると節約にはなりません。
どうしてもコストコへ行きたくなったときは、予算を確保したうえで近所の再販店を利用したり、実家へ帰ったときに便乗して連れて行ってもらったりしています。
わたしにとって、コストコは節約向きではなくテーマパーク的な存在。たまに行って、コストコ気分を楽しむ程度にしています。
行かない2.遠くのスーパー
以前は1円でも安い品を求めて、すこし遠いスーパーへも足を運んでいました。テレビで激安スーパーが取り上げられれば、30分かけて通うことも……。
でも、考えてみれば移動に時間がかかるうえにガソリン代もかさみます。節約・時短を優先するのなら、近場のスーパーを利用するのが一番なんです。
今は、近所のスーパーで週1回のまとめ買いが基本。業務スーパーは車で10分の距離にあるので、「月に1度だけ」と頻度は少なめです。
買い出しにかける時間を減らして、自炊にかける時間を確保する方が断然節約になります。
行かない3.ご当地のお店
ご当地の食材がずらりと並んでいる「アンテナショップ」は、どの商品も魅力的見えませんか? 最近は、ショッピングモール内に店舗があったり、JRの駅でもフェアを開催していたりするのをよく見かけます。
でも、ご当地のお店は誘惑だらけ。珍しい商品があると、ちょっと高くても“せっかくだから”と手が伸びてしまいがちです。カゴを持ったら最後、ついつい余計なものまで買いたくなってしまいます。
そのため、ご当地の食材が揃うアンテナショップは、基本的に立ち寄りません。利用するときは、予算を立てたうえで出かけるようにしています。
出費が増える行動は控えよう
食費予算を守るには、余計なものを買わないこと。誘惑が多い場所は、無計画で訪れると確実にムダ買いしてしまいます。
出かけるときは計画的に。ふらっと立ち寄らないように意識するだけでも、食費はラクに減らせるはずです。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア