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書道で日本一!高根台中・髙橋紗菜さんが文部科学大臣賞を受賞【船橋市】

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書道で日本一!高根台中・髙橋紗菜さんが文部科学大臣賞を受賞【船橋市】

3月24日、第33回全日本学書展で最高賞となる文部科学大臣賞を受賞した髙橋紗菜さんが松戸徹市長・松本淳教育長を訪問。

受賞の喜びを市長・教育長に報告

全国から出品された約1000点の作品の中から日本一に輝いた喜びを「もう、びっくり。経験したことのない驚きでした」と学生らしい笑顔で報告しました。

今回の出品は4度目。

縦約136cm横34.5cmの用紙で表現する「条幅部」で「春秋に富む」という故事熟語を選んでの挑戦でした。

「春秋に富む」とは、若くて将来が有望なことを意味します。

「1日6時間の特訓を重ねました。受賞した作品は最初から迷わずまっすぐ一気に書けました」と髙橋さんは振り返ります。

松戸市長(左)、松本教育長(右)と共に
「日本一になった髙橋さんを誇りに思う。文化の担い手になってほしい」と松戸市長

努力・挑戦・飛躍で書道を楽しむ!

書道の経験のある母親の勧めで、小学1年生から大穴南教室に通い始めた髙橋さん。

週1回3時間の練習を重ね、小学6年生の時に「日本習字」の幼児部・小学部・中学部で最高位の八段を取得。

現在、一般の部へ移行し初段の腕前です。

学校でも書道が上手なことは有名で、掲示物なども依頼されて書いているのだとか。

大穴南教室で指導する岡部さんは「教室に入る前からお母さんがしっかり字を教えていたこともあり、初めから硬筆が上手な子で、筆を持たせてもやっぱり上手でした。字は人を表すといいますが、元気で落ち着いた子です」と話します。

「自分にとって書道は自信を付けてくれるもの。これからもたくさん書いてもっと大きな賞を取りたいし、自分の書道で周りの人を元気にしたいです」と髙橋さん。

飾られた「春秋に富む」という書がその願いを物語っている気がしました。

(取材・執筆/さち)

普段から元気いっぱいな髙橋さんの力強い書。学校では美術部で筆を持ちます

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