ビッグシェルで「山響」が14年ぶりに演奏 9月29日に「モーニングコンサート」
山口県交響楽団(岡田実団長)による「モーニングコンサート」が、9月29日(日)午前11時から、維新百年記念公園野外音楽堂(ビッグシェル)で開かれる。当日は、噴水前広場が来場者向け駐車場として午前10時から開放される。入場無料。
同楽団が同音楽堂で演奏するのは、実に14年ぶりのことになる。1994年に完成した同音楽堂の竣工30周年を記念して、特別に開催される。
演奏曲目は、「歌劇『カルメン』から闘牛士」(ビゼー)、「ペルシャの市場にて」(ケテルビー)、「交響曲第5番『運命』から第1楽章」(ベートーベン)、「行進曲『威風堂々』第1番」(エルガー)など。指揮は、元九州交響楽団コントラバス奏者の吉浦勝喜さんが務める。また、各楽器の紹介コーナーも設けられる。
問い合わせは、主催の山口県施設管理財団(TEL083-922-3712)へ。
「山響」の愛称で知られる同団は、1955年(昭和30年)に「山口交響楽団」として創設された、県内で最も歴史のあるフルオーケストラの楽団。1961年(昭和36年)に、「県内に広くオーケストラの音楽を提供する」として、「山口県交響楽団」へ改称された。現在の団員数は約100人で、サマーコンサートや12月の定期演奏会、県内各地の学校を訪問しての演奏など、さまざまな活動に取り組んでいる。