消防団 火災への対応を確認 八幡神社で放水訓練〈横浜市神奈川区〉
松見町西寺尾八幡神社で3月23日、放水消火訓練が開催された。
神奈川消防団第八分団による訓練。当日は地震による火災が発生し、消火栓が使用不可の状況を想定し、可搬ポンプを使った放水による消火活動を行った。実際に災害時には消火栓の使用が困難になるケースも少なくなく、貯水槽から水を吸い上げて放水することは多いという。
今回の訓練では、貯水槽に見立てた簡易水槽に水を貯めて実施した。地域住民が見守る中、境内で行われた放水では、勢いよくホースから水が飛び出すと拍手が送られた。副分団長の高木將弘さんは、「器材も新しくなったので、貴重な訓練の機会になった」と振り返った。
訓練後には、団員の計らいで神社に訪れた子どもたちによる放水体験も行われた。団員の手助けを受けながら的を狙い、「レバーが重くて大変だったけど楽しかった」「水の勢いがすごくてびっくり。狙った所にいって嬉しかった」と笑顔を見せた。