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阪急苦楽園口駅から徒歩約5分、夙川を少し過ぎた所にあるおしゃれな喫茶店『名次珈琲店』（西宮市）の「卵サンドがおいしい」と聞いて、取材に行ってきました。

むくの木ビルの2階にあり、入り口から昔懐かしい “昭和” のようなレトロ感が感じられる、とても素敵な雰囲気のお店です。

店内は、カウンター席と2～4名掛けのテーブル席が3席。お一人でもグループでもゆったり利用できる席となっています。

本日は「卵サンド」のランチセットを頂くことに。噂通り卵がたっぷりですが、ビックリしたのはお野菜もたっぷり！店主さんにお話を伺うと、野菜にこだわりがあるそうで、彩りや新鮮なものをご自身で探しに行くのだとか。裏メニューで「サラダサンド」もあるそう。ドレッシングも自家製で、シャッキシャキのお野菜に合いますよ♡

パンは、宝塚にある「パンネル」さんの山切食パンのみを用いているそう。フワッフワ感が最高です。柔らかすぎて手に持った写真は撮れませんでした。その柔らかパンに、ゴロっとした大きめの卵がピッタリ合います。

「家で作れそうなものでも、プロを意識し自分しか提供できないもの」を常に考えているという店主さん。この言葉にピッタリ、噛み応え・塩加減など全てのバランスが絶妙で、ここでしか味わえない卵サンド、口当たりもフワッととろけます。

ちょうど、お隣の方が注文していたメニューがおいしそうで写真を撮らせていただきました。とにかくボリューミーで色鮮やか。「いつも食べてる物でも贅沢に」という店主さんの言葉にも納得です。

フランス料理人だったお父様を持つ店主さんは、幼いころから”本物の味”をたくさん味わってきたそう。こちらのガトーショコラも、試作を繰り返し、「自分で一番おいしい」と思ったオリジナルレシピで完成させたそう。

粉っぽさが全く感じられず、まるで濃厚チョコレートを贅沢に食べているよう。イタリア料理店など飲食店での修業を繰り返し、8年前に同店をオープン。「何でもあるちょっと高級な喫茶店」をコンセプトに、いわゆる昔からある “喫茶店” のイメージを変えない営業を続けているのだとか。

「食べたいもの・美味しいものがある日常使いの喫茶店」を目指し、メニューはお客様の要望にお応えしていたら増えるばかりになってしまったそう。確かにメニュー数がとても豊富です。裏メニューとして、夜にはパスタも提供しているのだとか。

食後のドリンクは「アイスもホットもカフェラテがお勧め」と聞いたので、筆者もそちらをチョイス。ラテアートが素敵なのは言うまでもありませんが、元々バリスタの店主さんなのでお味も完璧。酸味は控えめコクがたっぷり。

豆は「廣屋珈琲」さんのものを使用し、牛乳も各豆に合ったものを選んでいるそうです。大きめのカップで頂くのがまた嬉しい。日常の中で少し贅沢を、ここでしか味わえない味、虜になりますよ♪

場所
名次珈琲店
（西宮市名次町4‐12むくの木ビル２F）

営業時間
＜通常＞
9:30〜18:00（L.O17:30）
＜金曜日＞
9:30〜18:00（L.O.17:30）
19:00〜22:00（L.O.21:00）

定休日
月曜日、第2火曜日

TEL
0798‐75-1366