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新潟県の花角知事、早ければ今秋に県内でもスタートするライドシェアへコメント

にいがた経済新聞

新潟県の花角英世知事(2024年6月19日撮影)

新潟県の花角英世知事(2024年6月撮影)

新潟県の花角英世知事は9月4日の定例記者会見で、早ければこの秋にも県内でスタートする方針となった日本版ライドシェアについてコメントした。

ライドシェアとは、一般ドライバーが自家用車で乗客を有償で運ぶサービスのこと。タクシー不足を解消するため、2024年4月より東京などの一部地域ではタクシー事業者が運営主体となり、一般のドライバーが自家用車を使って有償で人を運ぶ「日本版ライドシェア(自家用車活用事業)」のサービスが開始している。

県内では、新潟市南区に拠点をおく事業者が国への許可申請を8月に出した。早ければこの秋にもスタートする。なお、タクシー事業者が主体となる日本版ライドシェアとしては、県内では第1号となる。

花角知事は「日本版ライドシェアはあとからできた制度で、自家用有償旅客運送という制度が以前からある。県としては、どちらの事業も地域の足として活用の出来る制度だと思っている。市町村に対しては、従来からある路線バスやタクシーだけでなく交通資源のフル活用を考えていきましょう、と促してきていたところ。定期的に市町村の交通担当者を集めて、国の制度がどんどん柔軟化されてきているという情報を提供をしながら、地域が持つ交通資源を活用する発想で県のほうでも実証事業の支援制度なども行っている」と、県と市町村がともに取り組んできた経緯があるなかで、今回意欲的なタクシー事業者が日本版ライドシェアの事業をスタートさせるに至ったことに対して、期待感を滲ませた。

続けて、「佐渡市ではすでに日本版ライドシェアに近い取り組みがされている。人口5万人クラスの地方都市では似たような問題が起きていると思うが、特に交通手段が不足するのは夜。繁華街でお酒を飲んだ後に帰る手段がない。だから参加しない、会そのものが開かれないなど、飲食店を利用することによる地域活性の機会を逃すことになってしまう。足が確保できれば、繁華街の賑わいも増すのではないか。環境を改善する方法として、先んじて取り組みを行っている佐渡市や今回の南区において今後効果が表れてくることを期待したい」と語った。

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