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檜股川でのルアーゲームでアマゴ&イワナ20尾以上キャッチ【奈良・十津川水系】

TSURINEWS

檜股川で仕留めたアマゴ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

渓流釣りが解禁され、2回目の釣行。午前中に十津川水系の本流をチェックし、午後は支流の檜股川へ向かう。昼食と仮眠で体力を整え、入渓。初めのキャストでルアーを失うが、再スタート。アマゴやイワナが次々とヒットし、20尾以上を釣り上げた。

十津川水系支流の檜股川でルアー釣り

渓流が解禁になって2回目の釣行、午前中は十津川水系河川の本流筋をチェック。午後からは支流の一つである檜股川へ入る計画を立てていた。

ポイントに入る前に車内で簡単な昼食を摂る。釣りは体力勝負だ。腹が減っては戦は出来ない。ある程度空腹が満たされると自然と眠気が襲ってくる。このままでは運転も釣りもままならない。早朝から釣りをしている事もあり1時間程シートを倒して昼寝とした。

春の川沿いは適度に温かく気持ちがいい。瞼も頭もすっきりした状態になり入渓場所へ車を走らせる。目標は中流域のエリアである。車を止めて川を確認すると思っている以上に水量もあり期待がもてそうだ。

本流筋と違って入渓場所が限られるため、徒歩で来た道を下り入渓できそうな場所を探す。無事に降りれそうな場所があり入渓。さぁスタートだ。

川幅も狭いがアマゴやイワナの宝庫(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

ルアーをロスト

入った場所で最初のキャスト。フッとロッドを振った瞬間だった。少しオーバーハングした枝にラインが絡まりブチっとラインブレイク。付近を探すもルアーがどこにもない!しまった貴重なミノーが……。

気を取り直してエステルにフロロカーボンのリーダーを結びなおす。カラー違いではあるが、小渓流に絶大な信頼を置いているシルバークリークミノー・スローフォールカスタムを結ぶ。

ロストしたチャートバックオレンジベリーの代わりに夏色ヤマメというカラーだ。背中とお腹がライム系の派手なカラーでアピールも釣り人の視認性も抜群の色だ。

アマゴが続々釣れる

川に入り、今度はロストせぬようにピッチングキャストで小場所を撃っていく。するとアマゴがチェイス。ヒットはしなかったが戻っていった場所を確認して再度キャスト。今度はトゥイッチをゆっくり目に誘うとヒット。

支流最初のヒットはアマゴ。本流域に比べてパーマークがはっきりと出た綺麗な個体だ。その後も順調にアマゴがヒット。あれ!?本流よりペースが良くないか?

パーマークがはっきりとでた天然アマゴ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

終わってから考えてみると小場所が多い分、太陽の光で水温が温まり易いのではないかという事。また黒っぽい石や落葉が温まり易さを助けているのではないかなど考察を巡らせた。

イワナのヒットが増える

入渓して1km程歩き川幅がより狭まって来た。源流域に近い場所だ。中流域同様にスローフォールカスタムで丁寧に釣って行くと黒い影が瀬の付近までルアーに追尾してきてヒット。少しドラグが出て深場から引きずり出してくる。

やはりイワナで本流域の魚より白い点がハッキリ見えるニッコウイワナ系の魚だ。このエリアも過去にニッコウイワナの放流が行われていたようでその末裔と考えられる。やはり源流域になりアマゴよりイワナの釣獲数が増えて来た。

上流に行くにつれて小さな変化も見逃せない。特に小さな壺のような落ち込みはほぼ確実にイワナが着いてる事もあり正確なキャストが出来ると7割程度の確率でイワナがヒットした。

ニッコウイワナ系と思われるイワナ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

釣行終了直前にアマゴをキャッチ

楽しみながら退渓場所を目指していて時計を見ると既に17時前。まだ明るい時間帯だが帰宅の事を考えると良い時間だ。最後の深場に差し掛かりミノーをキャスト。だめかなと思った流れの最後でヒット。最後は少し薄いパーマークのアマゴであった。

大満足で退渓場所から出る。最終的な釣果では檜股川だけで20尾を超える釣果であった。活性が高かった事に加えて先行者もおらずプレッシャーが少なかった事も要因であると考えられる。シーズンは始まったばかり今年は後何回釣行できるだろうか。

最後にヒットしたアマゴ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

<福岡崇史/TSURINEWSライター>

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