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ビブレ運営㈱OPA 古着を水素エネルギーに スタートアップと共同

タウンニュース

握手を交わす渡邉代表取締役社長(右)と西川明秀代表取締役

横浜ビブレ=西区南幸=などのファッションビルを運営する(株)OPAは、廃棄物から水素エネルギーを生み出すプロジェクトを推進するスタートアップ企業の(株)BIOTECHWORKS-H2とパートナーシップ契約を締結した。

9月17日に行われた締結式では、ファッション業界の大量生産・消費・廃棄問題や両社が提供を目指す「ポジティブにファッションを楽しむ環境」への取り組みについて説明された。

今回、(株)OPAが運営する商業ビルで衣料品を回収。リユース、リサイクルできないものは、一時的に保管され、(株)BIOTECHWORKS-H2の廃棄物を燃焼させずにガス化する独自のプラント技術でそのほとんどを再生可能エネルギーである水素エネルギーに変換する。プラントは2025年に建設開始を見込んでいる。

29日まで衣料品回収

横浜ビブレでは、9月29日まで衣料品の回収ボックスを1階インフォメーション前に設置する。持ち込んだ衣料品がどう水素に生まれ変わりエネルギーが生成されるかをモニターで可視化できる仕組みで消費者の意識や行動変容を促す。

(株)OPAの渡邉祐子代表取締役社長は「お客様と共に笑顔でファッションを楽しめる世界にしていきたい。服が循環する仕組みづくりにご協力いただけたら」と話した。

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