『デッドプール&ウルヴァリン』さすがに細かすぎる小ネタが発見される ─ 監督「誰が最初に気づくかなと思ってた」
(MCU)『&ウルヴァリン』に隠された、細かすぎて伝わらない小ネタがファンによって発見された。監督を務めたショーン・レヴィも「誰が最初に気付くかなって思ってたんですよ!」とコメント、発見者を称えている。
発見された小ネタは、デッドプールがイン・シンクの「Bye Bye Bye」をダンスしながらTVAを相手に戦う、評判のオープニング・シーンにある。ここでデッドプールは『LOGAN/ローガン』(2017)で死亡したウルヴァリンの骸骨を振り回して戦うのだが、その頭蓋骨に注目だ。よーく見てみると、上顎の部分に「24601」という数字が刻まれているではないか。
We've been wondering who would notice that first!
— Shawn Levy (@ShawnLevyDirect)
この「24601」とは、ウルヴァリン役ヒュー・ジャックマン代表作のひとつ『レ・ミゼラブル』(2012)で、ジャックマンが演じた主人公ジャン・バルジャンの囚人番号なのだ。
この細かすぎる小ネタを発見したXユーザーのWolverSteverは、シリーズ作『デッドプール2』でデッドプールが手描きで作成した地図にも「PRISONER 24601」と描かれていたと指摘。シリーズ連続の『レ・ミゼ』イジリの発見を喜ぶと、ショーン・レヴィ監督もよくぞ見つけれくれたと反応したのだった。
劇中ではヒュー・ジャックマンの人気作『グレイテスト・ショーマン』のテーマ曲がわずかに流れるというイジりもあったが、『レ・ミゼラブル』での囚人番号が上顎にこっそり刻まれている……とは、目を皿にして観ないと気づかないようなポイントだろう。細かすぎるが、意地でもジャックマンをイジってやろうという製作陣の遊び心も面白い。