暑い夏にピッタリ!三宮の隠れ名店『たべよし』で楽しむ、贅沢ぶっかけうどん 神戸市
グルメの激戦区として常に賑わう“三宮”でのランチ探しは、今の時期暑いので特に大変!そんなときこそ食べたい、「冷たくて」「つるっといけて」「お腹もしっかり満たされる」そんな一杯を見つけたので紹介します。
訪れたのは、うどん処『たべよし』(神戸市中央区)。三宮と元町のちょうど真ん中あたりにある、知る人ぞ知るうどんの名店です。
三宮本通商店街の一角にお店を構えており、各駅から向かう場合、三宮センター街を通っていくと涼しくてラクチン。お弁当の淡路屋のあたりで南に曲がってください。
店内は、センター街のすぐ裏手という立地にもかかわらず、落ち着いた空気に包まれていて居心地抜群。店内は、カウンター席とテーブル席がバランスよく配置されており、ひとりでもふたりでも、グループでも入りやすい広々とした空間です。
『たべよし』では、うどんを店舗とは別の場所にある製麺所で仕込み、4トンもの圧力をかけて製麺。その後、丸一日寝かせてからお店に届けられ、注文が入ってから茹でるという手間暇を惜しまないスタイルを徹底されています。
打ち立て・ゆでたてのうどんを、しっかり冷水で締めて提供される「ぶっかけうどん」は、天ぷらの種類がとにかく豊富。実は、ぶっかけうどんだけでも驚くほどたくさんのメニューがそろっていて、お店の中でも特に人気の高い看板メニューなんです。
天ぷらの種類が多すぎて、どれにしようか選びきれない……そんな方におすすめなのが、「たべよしぶっかけスペシャルバージョン」。人気の天ぷら5種類を一皿に贅沢に盛りつけた、“全部のせ”ともいえる一杯です!
せっかくなら、人気の天ぷら全部を味わいたい!と筆者も迷わずこちらを注文しました。運ばれてきた瞬間、まずその迫力にびっくりです!よく冷えたうどんのうえに、根菜のかき揚げ天、ちくわ天、半熟卵天、鶏天、海老天の5種類。
どれもメインディッシュ級のクオリティで、彩り、香り、ボリューム、すべてが見事に調和しています。
盛りつけられた麺は、艶やかに光り、しっかりと丸く美しく整列。その見た目からしてすでに食欲をそそる一杯です。実際に箸を入れてみると、もちもちしながらも軽やかな弾力があり、噛むたびに小麦の風味がふわりと広がります。
薬味には、大根おろし・生姜・すだちが添えられており、油っぽさを中和しながら最後のひと口までさっぱり楽しめるのも嬉しいポイント。
しっかり冷やされた麺との相乗効果で、食欲が落ちがちな夏場でもペロリと完食できる爽やかさがあります。
メインの天ぷらについても一つずつお伝えしていきますね♪まずは、彩り豊かな「根菜のかき揚げ天」。さつまいも、かぼちゃ、にんじん、蓮根といった甘みと食感が際立つ野菜がぎゅっとひと塊に。サクサクの衣の中に、野菜本来の旨みが詰まっています。
そして、天ぷらの主役ともいえる「海老天」はぷりっとした身がしっかり感じられ、天つゆや薬味との相性も抜群。「鶏天」は外はサクサク、中はふわっと柔らかくジューシー。鶏の旨みが詰まっていて、どこかホッとする味わいです。
お箸ほどの長さがある、存在感抜群の一本「ちくわ天」。噛むと、今までのちくわとは一線を画す“むっちり”とした食感と、しっかり詰まった魚の旨みが広がります!
最後は、とろ〜り黄身が絶妙な半熟加減の「半熟卵天」です。うどんや天ぷらと絡めて食べるとまろやかさがプラスされたまらない!どの天ぷらももちろん美味しいのですが、特にこの半熟卵天”が筆者のお気に入りです♪
ちなみに、同店では店頭で使用しているその日の打ち立て生麺を、自宅用に購入することも可能。こだわりの麺を、おうちで好きなスタイルで楽しめるのも嬉しいポイントです。
場所
たべよし
(神戸市中央区三宮町2丁目5-13 香月ビル 2F)
営業時間
11:00~20:00(L.O.19:45)
麺が売り切れ次第終了
定休日
不定休