<変わり者の義弟>私たち一家を避けてきた義弟の結婚式に出席したくない!出した答えは……
冠婚葬祭のときにはトラブルが起こりやすいもの。実際に親戚間でのゴタゴタを経験したことがあるママたちも少なくないことでしょう。今回の投稿者さんも義弟の結婚式を目前にして思い悩んでいることがあるようです。
『私たち夫婦は結婚した年に妊娠して出産しました。でも当時義弟は大学生でお祝いはなし。その義弟がもうすぐ結婚式を挙げるのですが、お祝いしなきゃダメですか?』
自分たちが結婚したときには大学生で、何もお祝いをしてくれなかった義弟。今回はその義弟が結婚をすることになり式に招待されたのだそうです。しかし投稿者さんとしてはいまいち気が進まない様子ですね。
式にも出たくない、お祝いもしたくない!
投稿者さんは素直な気持ちを話してくれました。
『お祝いうんぬんよりも、そもそも結婚式にまず出る気になれません。住んでるところも遠いから交通費もそれなりにいるし、結婚式にきていく服やら鞄やら靴やら買わないといけないし、そのうえご祝儀って結構大きな出費です』
「結婚式にも出たくない!」と頑なにお祝いを拒否する投稿者さん。心の底からおめでたいと思えない相手の式のために服や靴などを揃えなければいけないのはなかなかのストレスですよね。そのうえご祝儀を用意するとなるとため息が出てしまうのも仕方がないかもしれません。 ママスタコミュニティのママたちは、義弟の結婚を祝えずにいる投稿者さんに諫めるような言葉をかけました。
『大学生だったからあまり冠婚葬祭の大切さに気づいてなかったんだと思うよ。損得考えないでお祝いしてあげればいいと思う。もらう立場になっていろいろ学ぶよ』
『投稿者さん夫婦が結婚したときに、弟は大学生だったんでしょ? 仕方ない。親戚なのに結婚式出ないのはちょっとどうかな。遠い親戚ではなく義弟なんだから』
社会人になると冠婚葬祭の経験も増えて、少しずつ一般常識を学んでいくものでしょう。投稿者さん夫婦が結婚したころに大学生だった義弟には「身内が結婚をしたらお祝いを渡す」という考えはなかったのかもしれません。 しかし投稿者さんはこのコメントに反論をします。
『大学を卒業してからもうちの子に何かしてくれたことは一度もありません。お年玉ひとつ渡してくれたこともないです。そもそも義弟と会話もしたこともないのですが、それでも結婚式に出てご祝儀を包まないとダメですか?』
投稿者さんがお祝いをしたくないのは「自分たちが結婚のお祝いをしてもらっていないから」という理由だけではないようです。義弟は投稿者さんのお子さんにお年玉を渡してくれたこともないどころか、きちんと会話をしたことすらないのだそう。なんだか雲行きが怪しくなってきましたね……。
義弟の顔すらちゃんと見たことがなくて……?
結婚のお祝いに関してあるママからこんな質問が寄せられました。
『義弟が学生でお祝いなしなら、その場合は義両親が義弟の分も含めてお祝いを渡すものじゃない?』
当時義弟が大学生だったなら、その分のお祝いを含めて義両親が多めに包んでくれている可能性もありますよね。投稿者さんたちは義両親からどのくらいお祝いをもらったのでしょうか?
『実は私たちが結婚したとき、義両親からお金を包んでもらってないんですよ、1円も。出産祝いもありませんでした。それもあってモヤモヤしてます』
なんと投稿者さん夫婦は義両親からはお祝いをもらっていないのだそう。「1円も」と強調しているところを見ると本当にまったく受け取っていないのでしょう。この返答はママたちに激震を与えました。
『え、なにそれ……嘘でしょ?』
それ以上の言葉が出ないママたち……。いつもは賑やかなママスタコミュニティが水を打ったように静まり返るなか、投稿者さんは言葉を続けます。
『嘘じゃないです。義両親からもお祝いをもらってないのに「なんでうちばかり……」としか思えません。正直なところ義弟だって、私たちが義実家に行くとずっと別の部屋にこもっているから顔すらちゃんと見たこともないです。こちらが挨拶しても会釈だけ。なのにお祝いなんてと思っちゃって』
義実家からもお祝いをもらっていないからこそ、義弟の結婚を喜んで祝う気にはなれないのでしょう。しかも投稿者さんたちが義実家に顔を出すと義弟は別の部屋にこもってなかなか出てこないのだそう。挨拶をしても黙って会釈を返すだけ……。これでは交流を持ちたくても持つことができませんね。「普段からそんな態度を取っているのに”結婚するから出席して”は虫がよすぎるのでは?」というのが投稿者さんの主張なのでしょう。 投稿者さんのコメントに、ママたちからは驚きの声があがりました。
『大学生のときにお祝いがなかったのは仕方ないけど、社会人になってその態度はないわ』
『義弟と会話もしたことないってそんなことあるの? 義実家に行ったときにも話さないなんて……』
大学生のときにお祝いがなかったというのは致し方ない部分もあるでしょう。しかし挨拶がきちんとできなかったり、部屋にこもって出てこなかったり……という態度は失礼と取られても無理はありません。投稿者さんが手放しでお祝いをする気になれないのは義弟の不躾な態度が理由なのですね。
1円すら包みたくない!だけど……
投稿者さんの怒りはまだまだ止まりません。
『結婚式だって本当なら出たくないし、出産祝いは1円も渡したくない。それが本音。結婚したときに「おめでとうございます」も言ってくれなかった相手にそこまでしたくないです。普段は挨拶すらしないのに「自分が結婚するから式に出てご祝儀包め」って図々しくないですか?』
式にも出席したくない、ご祝儀も渡したくないと繰り返す投稿者さん。今まで自分を避け続けてきた義弟になぜ気を遣わないといけないの? と歯がゆさと悔しさでいっぱいなのでしょう。苦しそうな投稿者さんの様子を見かねてか、今まで「式には出席したほうがいい」と説得していたママたちも理解を示し始めました。
『そこまで嫌ならもうお祝いしなくていいんじゃない? お金を出すなら旦那のお小遣いからで。義実家とは険悪になってしまうかもしれないけど……』
『もう心が決まってるならあとは旦那さんと話し合って決めなよ』
どうしても許せないほどに激怒しているならば出席しないという方法もあるかもしれません。しかしその場合に義実家や義弟との関係が悪化するのは避けられないでしょう。その覚悟があるのならば自分の気持ちに素直な行動をしてもいいのではとママたちは考えたようです。 しかしここで投稿者さんから意外なコメントが寄せられました。
『お金はちゃんと包むし式にも出ます。ただ気持ちの面でお祝いする気になれないだけ。ちょっと愚痴りたかったんです』
悩める投稿者さんから「愚痴りたかった」とちょっぴりお茶目なコメントが。投稿者さん自身も義弟の式に出るべきことは理解しているのでしょう。ただただ自分の気持ちを吐き出したかったのかもしれません。誰にでもそういうときはありますよね。
吐き出してスッキリできた。あとは……
『お祝いごとだから今回は旦那の希望通りにしよう。今後の付き合いは考えてもいいと思うけど。気持ちもわかるけど、感情論で義弟と同レベルになってはいけないと思うよ』
『今回は大きなお祝いだし義実家のことなんだから、旦那さんの気持ちを汲んであげるのが今後の投稿者さんのためにもいいと思うな』
『招待されたなら今回は出たほうがいいよね。「この先義弟夫婦が出産しても、出産祝いもお年玉もやり取りなしだよね」って旦那から義弟にひと言聞いてもらえばいいんじゃないかな』
「結婚式には出席するつもり」との意思を聞いて「そうしたほうがいい」と賛同したママたち。せっかくのお祝いごとですから、今までの義弟の態度が気に食わないからと、投稿者さんまで大人げない態度をとるのはいただけないでしょう。今回は旦那さんの顔を立てるつもりで出席するのがいいとママたちも考えたようです。
『旦那と話し合いました。その結果10万円包んで家族みんなで出席することにしました。出産祝いはまたそのときに考えようと思っています。冷静になると私も少し大人気なかったと思います』
旦那さんにも自分の気持ちを正直に話した投稿者さん。結果として招待されたとおりに出席する運びとなりました。出産祝いに関しても思うところがあるでしょうが、今後義弟との関係性が変わる可能性もありますよね。それについてはまた追々考えるのがいいかもしれません。
せっかくの結婚式だから楽しもう!
それでも少し気が進まない様子の投稿者さんに、ママたちからは結婚式が楽しみになるようなアドバイスが寄せられました。
『義弟ってだけでそもそも会話もしたことがないなら「おめでとう」なんて気持ちがなくても仕方ないよね。「ご祝儀出した分おいしい料理食べてこよう」ってだけでいいんじゃないの?』
『久しぶりにドレスアップして豪華なおいしい料理とシャンパンをいただく機会だと考えよう。きっと楽しめるよ!』
もちろんいちばん大切なのは相手をお祝いする気持ちでしょう。しかしもっと気分を高めるために当日のドレスアップや豪華なお食事を楽しみにするのは決して悪いことではありませんよね。「出席したくない」というモヤモヤを可能な限り小さくするためにも気持ちを切り替えてみるのもいいでしょう。
義弟の結婚式に招待されるも、今までの義弟の態度を考えると出席を楽しみにはできないと考えていた投稿者さん。結婚式への出席には労力も時間もお金もかかるからこそ「そこまでいろいろなものを費やしたくない」と思ってしまうのも当然でしょう。しかし今後大人としてのお付き合いをするためにも、また旦那さんの兄としての顔を立てるためにも、今回は出席するのが無難ではないでしょうか。どうしても気分が乗らないのならば、当日楽しみにできそうなことを考えてみるのもいいでしょう。