トム・ハーディ裏社会アクション『ハボック』危険な予告編、悪党を蹴り潰す ─ Netflixで4月25に配信
(2010)や『ヴェノム』シリーズで知られるトム・ハーディ主演、新作アクション・スリラー映画『ハボック』よりが到着した。ハーディのワイルドな魅力やハードボイルドな雰囲気が存分に伝わってくる。
『ハボック』は、麻薬取引が失敗に終わった政治家の疎遠な息子を救出するために、裏社会で戦い抜くことを強いられる傷ついた刑事の物語。その過程で彼は、街全体に蔓延る腐敗と深い陰謀の闇を暴いていく。
映像は「俺は犯罪現場から来たばかりだ。9人の死体が発見された」というウォーカー(ハーディ)の独白で幕を明ける。声色や表情からウォーカーからはどこか疲弊した様子が伝わる。フォレスト・ウィテカー扮する男は「電話を1本かける、お前とお前の友人は一生獄中で過ごすんだ」と告げる。この男、物語のキーパーソンとなるようだ。
パトカーのサイレンが響き渡り、女性が車に向けて発砲する激しいアクションに切り替わる。クラブでウォーカーが「何しに来た?」と男性グループに声をかけると「俺たちも交ぜろよ」と何やら不穏な空気だ。案の定、クラブ内でバトルが巻き起こり、ウォーカーは鉄パイプやライフルで応戦する。
再びウィテカー扮する男が登場すると、「知ってるぞ、君が何をしたか」とウォーカーに伝える。ウォーカーは「知るはずない」と睨みつけるが、果たして2人の関係性は?何か過去に因縁があったのか?
ハーディほかキャストはのティモシー・オリファント、「キャシアン・アンドー」のフォレスト・ウィテカー、『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)のジェシー・メイ・リー、「アンブレラ・アカデミー」のジャスティン・コーンウェル、「グッド・オーメンズ」のクエリン・セプルベダ、「ウェンズデー」のルイス・ガスマン、『Crossed Lines(原題)』(2018)のミシェル・ウォーターソン、香港出身のサニー・パン、マレーシア出身のヤオ・ヤン・ヤンらが加わっている。
監督を務めるのは、インドネシア発のマーシャルアーツ映画『ザ・レイド』シリーズ、『アポストル 復讐の掟』(2018)などを手がけたギャレス・エヴァンス。エヴァンスは『ハボック』が、自身が幼少期に親しんだ香港映画にオマージュを捧げたアクション作品であるとしている。ハーディもこれまでアクション作品には数々出演してきているが、これまでにない境地を予期させる。
プロデューサーにはエヴァンス&ハーディに加え、『アポストル 復讐の掟』でタッグを組んだエド・タルファン、『デュアル』(2022)のアラム・ターツァキアンが名を連ねる。
映画『ハボック』はNetflixにて2025年4月25日より配信開始。