市の多文化共生を推進 東広島市とJICA中国が国際協力推進員配置協定を締結
東広島市は11月6日、独立行政法人国際協力機構中国センター(JICA中国)と国際協力推進員の配置に関する協定を締結した。令和7年3月に締結された連携覚書に基づくもので、市の国際化や多文化共生の取り組みをさらに推進することが目的。
国際協力推進員は、市民の国際協力・国際理解の促進や、市内大学・企業との連携、外国人市民との交流促進などを担当する。推進員は市役所北館の市民生活課国際交流係内に配置し、毎週水曜日の午前9時から午後5時15分まで業務を行う。今年度は、JICAスタッフの糀広大さんが着任した。
市役所で行われた締結式で高垣広徳市長は「国際協力機構と国際協力推進員に専門的知識や技術を教えてもらい、本市の国際化、多文化共生を推進していく」、村岡啓道中国センター長は「東広島市で暮らす、多様な国籍や文化的背景、価値観を持つ全ての人が心地よく暮らすことができ、選ばれる地域となるよう共に尽力していきたい」とそれぞれあいさつをした。(猪上)
プレスネット編集部