おにぎりで苦手野菜克服 子安小5年5組
子安小学校5年5組が考案した「そぼろおにぎり」が2月21日、子安の丘みんなの家の家族食堂で提供された。
同クラス36人は今年度、山形県の稲作農家協力のもと、米作りに取り組んできた。その一環で「ご飯と一緒に苦手な野菜を食べられるようになってほしい」とおにぎりづくりにも挑戦。校内や近隣スーパーマーケットでの調査から、ナスとピーマンを使った2つのレシピを考えた。
栄養教諭や保護者からのアドバイスを受けながら、調理実習で美味しく食べられるレシピを試行錯誤。児童は「味付けを工夫した」と振り返る。
当日は、児童たちも来場し、自分たちが考案したおにぎりを実食。ピーマンとパプリカが入ったおにぎりは、ツナ缶で色味や風味を工夫した。児童たちは、笑顔でおにぎりを頬張りながら「自分たちのおにぎりが地域の人に食べてもらえるのは嬉しい」と話した。