謎の無人販売所「24スイーツショップ」に潜入!販売の仕組みとは
夜中に「無性に甘いものが食べたい!でもコンビニスイーツじゃないだよなあ。」
そんなときに嬉しいのが24時間営業の無人スイーツ専門店。その名も「24スイーツショップ」。
全国におよそ130店舗を展開しているですが、事前情報によると、無人なのに、有名店の本格スイーツやSNS映えする商品が揃っているとのこと。
これはもう行くしかない!ということで、昨日、東京・綾瀬店に行ってきました!
綾瀬駅を南に歩いて、ほぼ住宅街といった雰囲気の一角にお店があります。
中に入ると、全体的に白い印象の内装。ネオンの文字が目立っています。
お店の広さはおよそ10坪ほど。(ほかの郊外にあるお店はもう少し広いところが多いそうです)
商品はおよそ80種類。店内には、5つほどの冷凍のショーケースがあり、その上に、それぞれの商品にポップがついていて、どんなスイーツか一目でわかります。スイーツはほとんどが冷凍してあり、解凍して食べる、というスタイル。
(「カカオキャット」など一部、常温のチョコレートも)
価格帯は200円~1000円ほど。種類が多すぎてなかなか選べませんでした。
どんな特徴のあるお店なのか、オーナーの方さんに伺いました。
方:食べたいってなったときに、24時間、いつでも来れる、いつでも買えます。お取り寄せのスイーツって何個かセットじゃないと買えないものもあるけど、このお店なら1個から送料がかからず買えるんです。常時80種類以上取り揃えるようにしていて、味はもちろん、見た目が可愛くてテンションがあがるものを取りそろえるようにしています。スイーツのセレクトショップになるように、全国各地、海外で流行っているも含めて、いつきても新しいスイーツに出会えるという、なるべく商品を入れ替えるようにしています。選びきれないけどどうしたら?迷ってしまうお客様もいてこちらとしては嬉しいですね。
このお店のポイントは、「1個買いができること」「すぐ食べられること」。
置いてある商品、通販などでお取り寄せも可能なものも多いんですが、通販だと、「ちょっと食べてみたい」と思っても、
4個セット、6個セットのような買い方になってしまうこともありますよね。で、もちろん、届くまで早くても2~3日かかってしまいます。
さらに、送料についてもお店がまとめて仕入れているので、割安になっている感じがします。(これはあくまで、スタッフの感覚)。
もうひとつ、気になるのが、会計方法。
お店の一角にタブレット端末がおいてあるのですが、そこで購入したい商品を選んで合計金額を出します。その金額をQRコードで支払うか、隣にある木でできた料金箱に現金を入れる、という方法。超牧歌的!!お客さんの良心で成り立っています!
「24スイーツショップ」は、2023年1月に1号店を出店して以来、この2年ほどでおよそ130店舗に広がっているそうです。フランチャイズ形式をとっていて、それぞれの店舗ごとでオーナーが本部と契約して運営しているそうです。
※綾瀬店のオーナー・方さんも会社員をしながら経営しているとのこと。
商品は、本部がセレクトしているもののほか、各店舗のオーナーが選んでいるものもあるとか。
オーナーが1個1個 試食して選んで、価格もお客さんが手に取りやすいよう
スタジオに用意したのは・・・
1番人気!「アサイーボウル」(税込1050円)
→月3000個完売する沖縄の人気店の商品をお取り寄せ
「グリークヨーグルト ベリー&ベリー」(税込1050円)
→グリーク=ギリシャのこと。水切り製法で独特な食感なヨーグルト。韓国では、可愛いお皿やカップに入れ、マンゴー、イチゴ、バナナ、ブルーベリーなどのフルーツと、巣蜜(コムハニー)を盛って流行った。
韓国でバズった「ねこプリン」(税込600円)ぷるぷるの食感が人気のワケ。
毎月5万本売れる「みたらし だんご瓶」。(税込700円)
→みたらし団子が細長い瓶の中にみっちり。
「あいす芋大福」(税込600円)
そのほか買ってすぐ食べられるアイスも。杉山アナは「ロールアイス」(税込600円)を購入して、いただきました。
取材に行った綾瀬店は、開店しておよそ1年3ヶ月ほど。
お客さんは、女性が多く、ほかに家族連れ、男性一人の方もいるとか。
1日、だいたい30人~50人ほどが購入するそう。(買わない人を含めると来店数はもっと多い。)
手土産で買って行く人もいるそう。コンビニスイーツだと手土産にしづらいから。
今回伺った「24スイーツショップ綾瀬店」は、東京メトロ千代田線・綾瀬駅から徒歩3分ほどの場所にあります。
24時間営業・年中無休で利用することができます。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)