地域一丸、清掃活動に200人 平瀬川「七夕」の恒例企画
平瀬川を中心に自然豊富なまちづくりを進める平瀬川流域まちづくり協議会が7月7日、流域自治会など諸団体の協力を得て清掃活動を行った。
平瀬川の水沢源流である暗渠出口から東高根森林公園までの約4Kmを、神木本町・平・初山・蔵敷・長澤・水沢の地域住民ら約200人が清掃。特に神木本町地区では、多くの子どもたちがごみ拾いに汗を流した。全体で185袋のごみが集められた。
同協議会の担当者は「夏の川岸は草が生い茂るが、気持ちの良い散歩道になった。これからも地域の力で川を守っていきたい」と思いを話した。
この活動は1996年7月7日に開催された「七夕サミット」がきっかけ。以前は清掃後に行うフォーラムなどのイベントを通じて、地域一体となって「川を生かしたまちづくり」を推進してきた。しかし、サミットはコロナ禍を契機に休止、現在は清掃活動のみ継続している。