道内外問わずお客さんがやってくる!赤れんが庁舎内に誕生したレストラン(札幌市)
重要文化財に指定されている『北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)』がリニューアルオープン。道外からの観光客をはじめ、地元・北海道民も多く訪れる人気スポットになっています。
今回は、庁舎内1階にオープンしたレストラン『HOUSE.H』にフィーチャー。その魅力をお伝えします。
歴史的建造物「赤れんが庁舎」が、およそ6年ぶりに公開へ!
画像:北海道Likers
2019年から休館し、大規模改修を行っていた『北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)』。2025年7月より再び開館となり、連日多くの方が訪れています。
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リニューアルされた庁舎内は、アイヌ文化の歴史・文化を伝える展示室や、北海道遺産のミニチュア展示など、北海道の文化を発信する拠点としてさまざまな工夫が随所に見られるのが印象的。
地域の魅力をアピールする取り組みとして、道内179市町村の特産品・工芸品がずらりと並ぶ空間も!
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筆者イチオシは、1日4回実施されるガイド付きの八角塔展望バルコニーツアー(有料・要予約。1回7名まで)。
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これまで非公開だった、赤れんが庁舎の象徴とも言える八角塔の中の階段を昇り、札幌中心部の街をバルコニーから一望することができます。
北海道を味わうビストロ「HOUSE.H」で、非日常のひとときを
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庁舎の1階には、ブランチからディナーまでオールデイで楽しめるレストラン『HOUSE.H』が同時オープン。緑に囲まれた道庁の庭を眺めながら、優雅な食事を堪能することができます。
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厳かな非日常空間でいただくのは、北海道食材をたっぷり使ったビストロ料理。余市や浦臼などの北海道ワインが揃えられており、ドリンクにも北海道らしさが光ります。
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筆者のおすすめは、デザートなど計3品とドリンクを楽しめる『アフタヌーンセット』(2,280円)。北海道産あずきを使った『あんバターサンド』のほか、3品から選ぶデザート、本日のセイボリー(この日はお野菜のキッシュでした)が美しくお皿に並べられて提供されます。
筆者はデザートに『ハスカップとベリーのカッサータ』を選んでみたのですが、これがもう絶品! アイスケーキのようなひんやりスイーツで、贅沢なほどたっぷり入ったナッツの食感と、ベリーの甘酸っぱさが最高の相性です。
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自分へのご褒美をあげたい、夫婦・カップルで特別な食事を楽しみたい、といった“非日常”の時間を過ごすにはぴったりの『HOUSE.H』。
北海道旅行中の記念日ディナーや、ゆっくり起きた日の優雅なブランチにもおすすめですよ。
詳細情報
レストラン HOUSE.H
住所:北海道札幌市北3条西6丁目1 赤れんが庁舎1階
営業時間:8:45〜21:00(L.O.20:30)
休業日:12月29日〜1月3日・11月16日
北海道Likersライターのひとこと
蝦夷鹿肉のハンバーグ、とうもろこしと北海道産サルシッチャのクリームパスタなど、北海道らしい素材を最大限に活かす料理がたくさん。赤れんが庁舎の格式高い空気感もあいまって、すっと背筋をのばして食事をしたくなるレストランです。
昼間と夜でまた雰囲気が違うので、ぜひ何度でも足を運んでみてくださいね。取材・写真・文/haruka 取材協力/赤れんが庁舎
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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