【海老名市】長田進治氏の県議会議長就任を祝う 小泉進次郎大臣ら約500人が駆けつける
海老名市選出の県議会議員・長田進治氏(自民・5期)が今年5月に第118代県議会議長に選出されたことを受け11月18日、レンブラントホテル海老名で議長就任を祝う会が開催された。自民党神奈川県連会長でもある小泉進次郎防衛大臣や黒岩祐治知事ら約500人が集い、145年ぶりとなる海老名からの議長選出を祝った。
長田氏は海老名市議を経て、2007年に県議に初当選し現在5期目となる。議会運営委員会委員長や予算委員会委員長、自民党県議団団長などを歴任してきた。
県議会で海老名の議員が議長を務めるのは、確認できる限り明治初め以来145年ぶり。古い記録のため県議会議会局でも詳細を確認できないが、複数の関係者の話によると、現在の海老名市域出身では、1880(明治13)年から1年間、第3代議長を務めた今福元頴(もとひで)以来となる。
市内外から500人
祝う会には、小泉大臣、前衆議院議員で元自民党幹事長の甘利明氏、内野優海老名市長のほか、県内各地の県議や首長、支援者ら約500人が集った。
小泉大臣は「以前、菅元総理が『県議会議長はうらやましい』と話していた。総理大臣を務めてもなお、県議会議長をやりたかったという実感がこもった言葉を今も忘れません。今日、この海老名の会場にいる皆さんも、同じように長田議長の就任を喜ばれていると思います」と喜びの言葉を話した。
長田議長は「145年前に中新田村から議長が選ばれて以来の選出。これまでの偉大な方たちと同じ役職を務められるのは大変光栄なこと。何もないところから議員を志し、落選も経験した。その4年間は私にとって本当に大切なこと。家族や周囲の支えがあり、議長という役職に就くことができたことに感謝します」と改めて感謝の思いを述べた。