元アイドル・武内由紀子が特別養子縁組で2児の母に「育てることに、諦めがつかなかった」『ダマってられない女たち season2』#12
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、2025年11月21日(金)よる10時より、今を生きる女性の幸せをMEGUMI、剛力彩芽、ヒコロヒーが本音で語り尽くす番組『ダマってられない女たち season2』(全14回)の#12を放送し、番組放送後より無料見逃し配信を開始した。
【写真】元アイドル・武内由紀子が特別養子縁組で2児の母に(全5枚)
・採卵は20回以上…2人の養子を迎えた元アイドル、4年間の不妊治療を振り返る
『ダマってられない女たち』とは、映像を通してさまざまな女性の生きざまに触れ、自身の価値観などと照らし合わせながら、女性の幸せについて飾らない言葉で語り合うバラエティ番組。番組MCは数多くのドラマ出演やコスメブランドのプロデュースなど幅広く活躍するMEGUMI、ドラマ・映画・舞台など多岐に渡り活動の幅を広げる俳優の剛力彩芽、お笑いや俳優業に加えコラムやエッセイなどの執筆活動も話題の芸人のヒコロヒーが務め、様々な環境で力強く生きる女性たちへの密着から女性の幸せを見つめる。#12には、乃木坂46の元メンバーでタレントの衛藤美彩と、タレントで女優の丸高愛実がゲストで登場。MC陣3名とともに、女性の生きざまを見届けた。
■元アイドル・武内由紀子が特別養子縁組で2児の母に「子どもを育てることに、諦めがつかなかった」
体外受精で2児を出産、元乃木坂46・衛藤美彩が母親の実感が沸いた瞬間を語る「受精卵が光ったんです」
#12では、養子に迎えた2人の子供を育てるアイドルグループ「大阪パフォーマンスドール」の元メンバー・武内由紀子に密着。現在、小学1年生の長男と、幼稚園年長の長女、そして7歳年下のパン職人の夫の家族4人で賑やかに暮らしている彼女。子育てに奮闘する日々の中、その背景には不妊治療と特別養子縁組という大きな決断があった。
40歳で結婚後、4年間にわたって不妊治療に取り組んだという武内。「採卵は20回以上やりました。45歳まではやろうと思っていたけれど、44歳の時にこの流れは変わらないだろうとやめた」と振り返る。しかし「子供を産むということは諦めがついてるんです。でも育てるってことに諦めがついてなかった」と、最後の不妊治療の直後から養子について調べ始め、特別養子縁組という制度に辿り着いたと言います。厳しい審査と研修を経て、半年後ついに長男と出会ったという武内は、当時について「感動です本当に。うわあ、この子かぁ…って」「産んでくれた実母さんとお話しした時も、『本当に大切に育てます』ってことを伝えました。自分が産んだ子を手放すのはすごい覚悟だと思うし、その子が幸せになって欲しいから手放すってことだと思うので」と涙ぐみながら振り返る。
そうしてスタートした武内の子育てだが、すぐに壁にぶち当たる。「子育てがしんどいって言ってはいけないんじゃないか。言ったらウチじゃなくてもいいわけじゃないですか」と、母としての当たり前の悩みさえ言えなかったという養親だからこその葛藤を打ち明ける。また、子どもを迎えても最低半年は試験養育期間となり、トラブルなどが発覚すれば家庭裁判所から養子縁組が認められない可能性もあることから、「泣いててどうにもならない時もあるじゃないですか赤ちゃんって。でもそれを通報されたらどうしようとか。通報されたら終わりなので、それくらいピリピリしてた」と、当時の緊張感を語る。さらに、長男が原因の分からない体調不良で苦み、体重が19kgから15kgまで減少した時期には、「ずっと一緒にいるのは私なので、自分を責めていた」と思い詰める日もあったそう。そんないくつもの苦難を、家族一丸となって乗り越える中で、家族の絆の大切さを改めて学んだ武内は、「嘘はつかない、隠し事は絶対しない、子供たちとちゃんと向き会うことが絆を積み重ねていくこと」という考えから、子供たちに既に実の親ではないことを伝えているそう。「今は本当の家族になる過程。だから今後もこれからも手を抜かずに育児したいんです」と力強く語った武内に、スタジオには大きな拍手が。ゲストの衛藤美彩は、同じく不妊治療を経験し2児を体外受精で授かった立場から、「採卵20回ってとてつもない事なんですよ」「私も改めて子どもと向き合おうって思えました」と涙ながらに語った。
またスタジオでは、母親としての実感が生まれた瞬間についてトークを繰り広げる場面も。衛藤は「体外受精で移植するときに受精卵が光るのが見えたんです!」「その時、今この部屋を出た瞬間から、お母さんになるんだって初めて実感しました。お母さんになっていいのかなって泣きながら帰りました」と振り返り、MEGUMIは「すごい話!」とびっくり。また芸能界のママ友について聞かれると、衛藤は、元SKE48の石田安奈と回答。子育てにおいてママ友の存在が支えになっているそうで、「上の子の歳が一緒だったりもするのでよく遊んだりしています」と笑顔で語った。