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東京スカイツリー手掛ける大林組のDXの取り組み

文化放送

10月21日放送の「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)は、株式会社大林組DX本部BPR部の室井達哉氏をゲストに迎え、DXの取り組みについて詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは、企業プロフィールをご紹介致します。株式会社大林組は、1892年に土木建築請負業“大林店”として創業。常に建設業界をリードし、新しい時代を切り拓いてきました。東京駅や大阪城などの歴史的建造物をはじめ、六本木ヒルズや台湾新幹線、そして東京スカイツリーなど、時代のシンボルとなる建物を数多く手掛け、国内外に幅広く事業を展開しています。また従来の風習にとらわれることなく、最新鋭の工法を駆使し、新しい時代の創造に挑戦し続けています」

L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「現在、取り組んでいるお仕事を教えてください」

株式会社大林組 DX本部BPR部・室井達哉氏「BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)活動に注力しています。20年前に作られた仕事のやり方がそのまま今もやられている状況って問題じゃない?っていう。例えば、メールを送ることをなくしたりとか、今のICTでできるんじゃないか。再度ビジネスのプロセス、仕事のやり方を再構築しましょうというのが、今の私のミッションです」

松井「DXにおいて特に大きく変化した部分を教えてください」

室井「当たり前にやってきたとか、上司に言われたから当然のようにやるんだっていうのをICT化してきたものを、担当者ベースで話を聞いてみると、“何でこれをやってるんだろ?何でやらなきゃいけないんだろう?っていうのが必要だと感じることが多く、一番変化したのは意識なのではと思います。これを採用するよと言っても、現場の担当者が使わなかったら意味がないというのが、わかっていながらも永遠の課題です。今はこういうことの目的のために変えていこうと上司に進言していけば、最近はわかってくれる。風通しがよくなったと感じています」

横井「現場DXの推進の一つとなるICTの活用で、何か新しい活用などありますか?」

室井「現場のICT化はけっこう進んでると思っていて、これ以上何をするんだという段階にもなっていたりします。これからは図面関係に少しフォーカスをしていこうかと考えています。図面というとやっぱりBIM(コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデル)もあるので、BIMのデータがやはり一番情報化としてはいいのかもしれませんが現実、紙があるんですよ。2次元図面の情報をどうやって仕事の業務として変えていくかというところにフォーカスしています。図面がある、ここから読み取る、これを転記する。これの定型的な仕事をAIでやっていきたいなと考えています」

横井「図面情報のよくやるところをAI化するってことですね」

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