【2024年版】この秋、韓国ドラマで「涙活」日本で泣けると好評の歴代作品7選
年末に向けてなにかと忙しくなってくる秋。体力はもちろんだが、知らず知らずのうちに心まで疲れてしまっている人は多いのではないだろうか。
そんな時は、涙活がおすすめ。意識的に泣くことでストレス解消につながるのだとか。
方法は色々あるが、韓ドラファンならドラマで思う存分涙を流せば、作品も楽しめリフレッシュもできて一石二鳥。
そこで、どれを観ようか迷ったらぜひ参考にしていただきたい、日本で泣けると好評の歴代作品を紹介する。日本最大級の映像レビューサイトFilmarksとGoogleユーザー評価において高評価を得た、共感しやすい人間ドラマを描いたものを7つピックアップした。
Danmee(ダンミ)ではこれまで何度か感動作を取り上げてきたが、今回はその2024年版として現在の最新評価を基にしている。
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海街チャチャチャ (tvN/2021)
『海街チャチャチャ』は、主演キム・ソンホ(キム・ソノ)の涙の演技に称賛の声が集まったヒューマン要素も楽しめるラブコメディー。最終回で披露した、感情が溢れ出してしまう演技は大きな話題となり、多くの視聴者が役の心情に共感して涙を流した。
たくましく生きているようにみえた青年が、実は長年1人で抱えていた心の闇をどのように溶かすのか、ロマンス要素とうまくマッチした結末にご注目。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年10月25日現在):Netflix
●Filmarks評価/レビュー数:★401/2397件
●Googleユーザー評価:95%
グッド・ドクター (KBS/2013)
医療ものが好きな人には、『グッド・ドクター』がおすすめ。山崎賢人主演で制作された日本リメイク版にも感動したという声が上がったが、一部ドラマファンの間では原作はそれ以上に泣けるとの声が。
自閉症でサヴァン症候群の青年が、偏見や困難にぶつかりながら医師として成長していく姿や入院患者を取り巻くストーリーは、毎話涙なしにはみられない。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年10月25日現在):U-NEXT、FOD、Lemino、Rakuten TV、Hulu、ABEMA
●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/180件
●Googleユーザー評価:82%
私たちのブルース (tvN/2022)
『私たちのブルース』は、BTS(防弾少年団)のV(ブイ)もハマったことで知られるヒット作。オムニバス形式で豪華俳優陣が各話圧巻の演技を披露しており、どのストーリーも人情味溢れる温かな世界観が広がり、気づいたら涙が頬を伝う。
なかでもイ・ビョンホンとキム・ヘジャ扮する親子の登山シーンは秀逸。余計な感情なしに自身の気持ちに正直になった姿は、観る者になんともいえない感動をプレゼントする。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年10月25日現在):Netflix
●Filmarks評価/レビュー数:★4.2/1198件
●Googleユーザー評価:93%
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 (ENA/2022)
法廷ものとヒューマンものを楽しみたいなら『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。自閉症スペクトラム症を抱えた新米弁護士が、独自の切り口で事件を解決していくのが見せ場の1つとなっているが、彼女を取り巻く人や、依頼人のエピソードも大きな見どころの1つだ。
特に、ウ・ヨンウと彼女の父との会話は、温かさを感じる一方でどこか切ない気持ちにさせられ、こみあげてくるものが。自閉症の子どもを育ててきた父親と彼女の間に流れる空気感を実際に感じてほしい。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年10月25日現在):Netflix
●Filmarks評価/レビュー数:★4.3/5199件
●Googleユーザー評価:97%
マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~ (tvN/2018)
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』は、多くのドラマファンからマイベスト作品と言われる名作。登場人物の日常を描いているため物語は淡々と進んでいくが、作品性が高くどっぷりハマってしまう魅力を持つ。
“暗い”というのが多くの人の第一印象。しかし観進めていくうちに登場人物のいい意味での人間臭さがクセになり、人生の悲哀や彼ら彼女らの心情に共感してじんわりと涙が溢れてくる。辛い時にこそ観てほしい1作だ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年10月25日現在):Amazon Prime Video、FOD、ABEMA、みるアジア、DMM TV、Lemino、Netflix、WOWOWオンデマンド
●Filmarks評価/レビュー数:★4.4/2657件
●Googleユーザー評価:84%
私の解放日誌 (JTBC/2022)
前出の『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』好きなら、抵抗なく楽しめるのが『私の解放日誌』。同じ脚本家が手掛けたヒューマンドラマだ。
メッセージ性が高いものの、ある程度観る者に解釈をゆだね余白が多いのが特徴で、自分の幸せ探しをテーマに、何食わぬ日常の中で徐々に積もっていく登場人物のうっ憤に頷いてしまったら沼落ち決定。息苦しい人生から抜け出そうともがく姿や、美しいセリフの数々に胸を打たれる。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年10月25日現在):Netflix
●Filmarks評価/レビュー数:★4.1/1301件
●Googleユーザー評価:92%
あなたが願いを言えば (KBS/2022)
涙を流して心のデトックスをしながら癒しも求める欲張りなドラマファンには、チ・チャンウク主演の『あなたが願いを言えば』がもってこい。ホスピスを舞台にした物語で、患者の最後の願いを叶えるボランティアチームのストーリーは涙なくして観ることができない。
また、チームに前科者の主人公を受け入れるメンバーの温かさや、次第に気持ちがほぐれこころを許していく過程、患者が最後に残した想いに励まされ懸命に生きる登場人物の姿にはついほっこりしてしまう。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年10月25日現在):U-NEXT
●Filmarks評価/レビュー数:★4.0/116件
●Googleユーザー評価:92%
(ライター/西谷瀬里)