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温かな鍋は冬の定番レシピですね。みなさんは普段、どのような具材を使っていますか？　じつは、ブロッコリーもお鍋の具材としておすすめなんです。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに、鍋の素いらずの時短で作れる「ブロッコリーと豚のごま塩つゆ鍋」の作り方を教えていただきます。

教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。

時短で作れる体が喜ぶお鍋

完全食とは、健康を維持するために必要な栄養素を含む食品のこと。今回は、身近な食品を組み合わせて作れる、鍋料理の完全食レシピをご紹介します。スープに栄養が溶け出すので、スープごと楽しんでみてください。火が通るのに時間がかかる食材はないので、時短になり、忙しい日にもおすすめのお鍋です。完全食レシピですが、これだけ食べればよいというわけではありませんので、普段のお鍋のレパートリーのひとつとして、ご活用ください。

お鍋に使う具材は、それぞれが相乗効果を持ち、免疫力を高めます。ブロッコリーは、タンパク質やビタミン類、葉酸、鉄分など、栄養が豊富な食材です。にんにくは、血流が促進する硫化アリルが含まれていたり、油で炒めるとアホエンという成分が増えて免疫力アップに有効です。

「ブロッコリーと豚のごま塩つゆ鍋」の作り方

材料（2人分）

・ブロッコリー……180g

・豚肉……120g

・玉ねぎ……2分の1個

・トマト（プチトマトなど好みのトマトの種類で代用可）……1個

・まいたけ……2分の1株　

スープ

・洋風だし（鶏ガラスープの素で代用可）……大さじ1

・水……3カップ

・すりごま……大さじ3

・にんにく……2かけ

・米油（ごま油やオリーブオイルなどでも代用可）……適量

・塩……小さじ2

準備

食材をそれぞれ以下のように包丁で切り、準備します。

・ブロッコリー：茎と房を分けて、房は食べやすい大きさに切ります。茎はかたい部分を包丁で切り落として皮をむき、薄切りにします。

・玉ねぎ：根元の部分を切り落として、薄切りにします。

・にんにく：薄切りにします。

・トマト：ひと口大に切ります。

・まいたけ：適当な大きさにばらして、食べやすい大きさにします。

・豚肉：大きい場合は、食べやすい大きさに切ってください。

作り方

1.鍋を中火にかけて米油を入れ、にんにくと玉ねぎを同時に加えて、軽く炒めます。

2.炒めた後、水を加えます。洋風だし、塩、すりごまを加えて、スープを作ります。

3.スープが温まってきたら、ブロッコリー、まいたけを加えます。少し火を強めて再沸騰させてから、お肉を加えます。

4.お肉に火が通ったらトマトを加えます。全体に煮立ったら、できあがりです。

今回は、「ブロッコリーと豚のごま塩つゆ鍋」をご紹介しました。今回はまいたけを入れましたが、ほかのきのこでも結構です。鍋の素を使わなくても、おいしいお鍋が自宅で楽しめます。ぜひ、作ってみてください。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。

ayako／ライター